人生で最悪なのは「すべて相手のせいだ」と言ってしまうことです。
「すべて相手のせいだ」と言ったら、終わりです。
すべてを相手のせいにすると、反省する機会がありません。
人を批判する考えばかりになるため、不愉快な気持ちになります。
人をけなす話術や考え方ばかりに磨きがかかり、性格も悪くなります。
たしかにすべて相手のせいだと思うこともあるでしょう。
自分は何も悪くないにもかかわらず、一方的に被害を受ければ、100パーセント、相手のせいにしたくなります。
しかし、1パーセントでも「自分にも過ちがあるのではないか」と思うことが大切です。
気をつけていれば、未然に防ぐことができたこともあります。
たとえば、駐車場にとめていた車を、別の車にぶつけられたとします。
普通に考えれば「自分はまったく悪くない。相手が100パーセント悪い」と考えてしまいがちです。
そこで、1パーセントでもいいですから「自分も悪いのではないか」と考えてみるのです。
ぶつけられやすい場所に駐車していたせいかもしれません。
自分の駐車の仕方が悪かったせいかもしれません。
そもそも駐車する必要すら、なかったかもしれません。
1パーセントでも「自分にも過ちがあるのではないか」と考える余裕を、持てるかどうかです。
それが考えられれば、次から駐車の仕方は変わります。
これからの人生が、いい方向へと、変わるのです。