人は、ささいなことに、悩みます。
「したいか、したくないのか」です。
わかるようで、わからないときがあります。
気持ちがもやもやしていて、心の整理がうまくできません。
「したいと言えばしたいし、したくないと言えばしたくない」という、曖昧な気持ちです。
その気持ち、よくわかります。
自分のことであるにもかかわらず、自分でもよくわからないのです。
自分の気持ちをはっきりできない自分が、情けなくなりますよね。
そういうときは、質問の仕方を変えてみましょう。
「後悔をするか、しないか」です。
それをしなくても、後悔しないなら、やらなくてもいいです。
後悔がないなら、大したことではありません。
さっさと忘れてしまいましょう。
しかし、しなかったことで後悔しそうなら、したほうがいいです。
「後悔をする」と思うことは、潜在的に「したい」という気持ちがある証拠です。
希望を叶えるのも大切ですが、後悔をしない人生を送るのは、もっと大切です。
希望は、叶えられなくても、またチャンスはあるかもしれませんが、後悔にはチャンスがありません。
過ぎ去った過去は、もう二度と戻らないからです。
「したいか、したくないか」より「後悔するか、しないか」。です。
後悔をしない人生を送ると、必然的に、希望する人生を歩むことができるようになります。