取引で損をした。
株で損をした。
損をしたことに、お悩みですか。
うまく効果を出すつもりが、見合った利益どころか、赤字になることがあります。
たしかに損をすると、悔しい気持ちになったり、貧乏な気分になったりするでしょう。
「こんなはずではなかった」と、いじけたくなる気持ちもわかります。
しかし、損をするのも、あながち悪いことではありません。
考え方を変えれば、いいことでもあります。
自分が損をしたということは、誰かが得をしたということです。
人助けの1つです。
損をしたときは、自分の不運ばかりに周囲が向きますが、得をした人にも目を向けましょう。
大きな損をしたなら、それだけ誰かに大きな得を与えていることになります。
見当ての商品を買いに行って、売り切れなら、ほかの人の手に渡っている証拠です。
早く買いに行ったわけですから「欲しい」という熱意が、自分より強いのでしょう。
より欲している人に、商品を譲ったと考えることができます。
残念ですが、いいことをしています。
人生では、他人の幸せを考えられる人が、幸せになります。
「いいことをしたなあ」と思えば、気分が明るくなります。
神社に行って、おさい銭を投げたつもりになればいいのです。
いずれ変わった形で、ご利益があります。