映画を楽しむコツは、シンプルです。
自分が主人公になりきることです。
映画の主人公と自分とは、立場も状況も違いますが、あえて考えません。
考えていると、どんな映画も楽しめません。
現実の自分のことは忘れて、映画の主人公に集中します。
だから、映画館は、暗いのです。
現実を忘れさせ、映画の世界に集中させるためです。
主人公になりきれば、喜怒哀楽が自分のことのように感じられるため、ますます映画が楽しめます。
さて、このポイントは、会話でも同じです。
人の話を聞くのは、映画を見るのと、似ています。
相手の話を聞きながら、相手の立場を想像してみましょう。
もちろん相手と自分とは、立場も状況も違いますが、深く考えないようにします。
相手の話を聞くとは、相手になりきることです。
「自分なら、どう行動するかな。どう感じるかな。どう思うかな」と、想像しましょう。
できるだけ光景、色、音なども、はっきりさせればベターです。
相手の立場になりきるほど、相手の気持ちを理解できます。
共感しながら話が聞けるようになり、深いコミュニケーションが楽しめるようになるのです。