さあ、この辺りで気づきましたか。
実は私は、6番と7番とで、矛盾した正反対のことを言っています。
6番目のコツ「恋を愛に育てたければ、相手に何をしてあげられるか考える」。
7番目のコツ「尽くせば尽くすほど、相手に利用される」。
この2つは、まったく反対のことです。
「これでは、どちらが本当なのかわからない」という声が飛んできそうですね。
ここが、あなたが最も学ぶべき点であり、大切なところです。
どちらが大切なのではありません。
どちらも、大切なのです。
好きな人のために何をしてあげるのか考えつつも、すべてを尽くすのは避ける。
この2つの「バランス」が、恋愛の一番難しいところです。
この力加減を「臨機応変」といいます。
「どちらが大切?」と決め付けるのではなく「どちらも大切」です。
この2つのバランスをうまくとりながら、恋愛をうまく進めていけばいいのです。
大切なことは「臨機応変」です。