異なる2種類のリキッドタイプのファンデーションは、混ぜて使えます。
どちらも肌につけるのが前提ですから、混ぜることによるトラブルはないと考えていいでしょう。
異なる色を組み合わせることで、好みの中間色を出しやすくなります。
ここがポイントです。
混ぜるのは、ファンデーション同士とは限りません。
応用すれば、実は幅が広がります。
「いい色のファンデーションなのに、肝心のUVカットの機能がない」
そう思ったら、リキッドタイプのファンデーションに、日焼け止めを混ぜればいいのです。
UV機能の度合いごとにファンデーションを買い揃えるより、ファンデーションに日焼け止めを混ぜてしまいます。
日焼け止めの混ぜる量を調整すれば、季節による紫外線の強さに対応できます。
経済的です。
「色はいいのに、ねっとり質感が気に入らない」
そういうときは、ファンデーションに化粧水を数滴混ぜると、解決します。
水分量が増えることで、さらさらした触感に変わります。
「リキッドタイプのファンデーションは、肌がかさかさしやすい」
そういうときは、保湿クリームを混ぜればいいのです。
保湿クリームに備わる保湿成分によって、ファンデーションに保湿機能を追加できます。
こう考えると、バリエーションはいろいろ考えられますね。
化粧下地を混ぜる方法もあります。
コントロールカラーを混ぜることもできます。
「あまり混ぜると肌に悪いのではないか」
混ぜたことで肌に悪影響があり、しみの原因になるのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、考えてみましょう。
別々であろうと一緒であろうと、メイクをすれば、混ざる結果は同じです。
もし異なる化粧品を混ぜて問題が出れば、混ぜたからではなく、化粧品そのものの品質に問題があるためです。
混ぜられるのは、リキッドタイプのファンデーションだからこそできる、裏技です。
「なるほど。そういう機能をまとめて商品化すれば売れるのに」
いえ、すでにあるではありませんか。
それが、BBクリームです。