執筆者:水口貴博

より美しく見せるメイクの30の上級テクニック

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自分の顔を見続けていると、目の感性がだんだん鈍くなる。

自分の顔を見続けていると、目の感性がだんだん鈍くなる。 | より美しく見せるメイクの30の上級テクニック

青空に雲があれば、しばらくじっと見続けてみましょう。

10秒ほど見続けた後、別のところに視線を移すと、驚きます。

目に雲の像が、しばらく残り続けているのです。

ずっと同じものを見続けていると、目の網膜に像が焼き付いてしまうために起こる現象です。

別に目の病気ではありません。

人間に備わる、目の性質の1つです。

これと同じようなことが、メイク中にも起こります。

化粧台の前に座れば、自分の顔とにらめっこ。

鏡で自分の顔をずっと見続けていると、目が慣れてきて、次第に目に残像が発生し始めます。

メイクの具合を確かめる感覚が鈍くなって、メイクの善しあしが判断しづらくなる。

その結果、いつの間にか余分なアイラインやリップライナーを入れてしまうことがあるのです。

こうした失敗を犯さないよう、メイクの途中、鏡から視線を外す時間を作りましょう。

ほんの10秒程度の小さな休憩です。

たとえば、窓の外の風景を眺めたり、部屋の様子を見渡したりします。

まったく別の光景を目にすることで、目の網膜の残像をリセットする働きがあります。

目安は「3分に1回」です。

3分に1回、10秒程度の休憩を入れましょう。

鏡から視線を外す時間によって、本来の目の感性が戻ってきます。

より美しく見せるメイクの上級テクニック(22)
  • 3分に1回は、鏡から10秒程度、目を離す休憩を取る。
「ぼんやり」と「くっきり」を両立させる、アイシャドーの上級テクニック。

より美しく見せるメイクの30の上級テクニック

  1. メイクの研究を、雑誌だけの勉強で、満足しない。
  2. メイク前の顔のマッサージで、メイクの乗りがよくなる。
  3. コンシーラーを使う順番は、ファンデーションの種類によって、変わる。
  4. リキッドタイプのファンデーションなら、簡単に機能を追加できる。
  5. 指先でメイクをするとき、人差し指は、使わない。
  6. 自己満足のメイクが、必ずしもきれいとは限らない。
  7. 肌の欠点を完璧に隠さないほうが、かえって美しく仕上がる。
  8. 本当にメイクがうまい人は、メイク時間を調整できる。
  9. コンパクトケースに付属のブラシは、使わない。
  10. まつげが取れやすい人が、ビューラーを使うときのアドバイス。
  11. ビューラーとホットビューラーを使い分けると、より美しいまつげに仕上がる。
  12. アイメイクが自然とうまくなる、手鏡の上手な持ち方。
  13. マスカラは、ただ上下に塗らない。
  14. メガネをかける人は、強調される目元に注意する。
  15. 眉間のうぶ毛は、そるのではなく、あえて抜く。
  16. 眉をくっきり仕上げつつ眉間はすっきり見せる、プロの技。
  17. 下まつげは、2段階で塗ると、きれいに決まる。
  18. 小顔に見せるチークのシェーディング・テクニック。
  19. 指先で塗るメイクは、力加減が大切。
  20. 目を際立たせる上級テクニック。
    インサイドラインとは。
  21. 眉のメイクが決まりやすく、崩れにくくさせる一工夫。
  22. 自分の顔を見続けていると、目の感性がだんだん鈍くなる。
  23. 「ぼんやり」と「くっきり」を両立させる、アイシャドーの上級テクニック。
  24. 面長と丸顔で使い分ける、バランスのいいチークの入れ方。
  25. チークは、入れ方を2段階にすれば、崩れにくくできる。
  26. あなたの日常には、表情筋を鍛える習慣がありますか。
  27. チークブラシの一手間が、優しい仕上がりにつながる。
  28. 唇の縦のしわは、普段のリップケアが正直に反映される。
  29. リップライナーを使わない、きゅっと引き締まり、ふっくらした唇を作る方法。
  30. メイクブラシを持ち歩くのが面倒。
    そこで女が試される。

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