「メイクの勉強は、雑誌でしかしたことがない」
そういう女性は、ぜひ、専門誌による本格的な勉強をおすすめします。
つくづく思います。
プロのメイクアップアーティストは、いきなりメイクを始めません。
必ず最初は、顔のマッサージから入ります。
「顔のマッサージとメイクに、何の関係があるの?」
肌の欠点を隠すコンシーラー。
コンシーラーは欠点を隠す都合上、クリームタイプが一般的です。
コンシーラーには、使う順番が大切です。
異なる2種類のリキッドタイプのファンデーションは、混ぜて使えます。
どちらも肌につけるのが前提ですから、混ぜることによるトラブルはないと考えていいでしょう。
異なる色を組み合わせることで、好みの中間色を出しやすくなります。
テレビで、メイクの番組を見ているとき「おや」と思った光景がありました。
出演者に、プロのメイクを施し、顔の印象を一変させる番組でした。
プロのメイクアップアーティストは、真剣な顔つきです。
ある日、女友達と会うと、すごい顔をしていました。
言い方は失礼ですが、パンダなのです。
動物園から逃げてきたのかと思いました。
肌のトラブルを隠そうと、コンシーラーで必死に隠す人がいます。
このとき、顔と鏡の距離はどうなっていますか。
「肌の欠点が完璧に、隠れているだろうか」
メイクは、時間をかけた分だけ、結果に表れます。
5分で終わるメイクは、5分なりの結果です。
30分なら30分なりの結果です。
購入した化粧品に付属のブラシがついていれば、深く考えることなく、使ってしまいます。
コンパクトケースに付属のブラシは、それとなく「専用」である印象を受けます。
使ったほうが、よりきれいにメイクができるような気がします。
突然ですが、化粧台周りを確認してみましょう。
まつげが落ちていませんか。
ビューラーを使ったとき、自然と落ちたものだろうと思います。
まつげは、短いから手入れが簡単なのではありません。
短いからこそ、逆に手入れが大変です。
単にまつげを上げるだけなら、ビューラーのみで、何とかなります。
基本的に目元のメイクは、手鏡を使うのが基本です。
目元は繊細ですから、手鏡を使って目元を間近で見ながらのほうが、細かいところまでうまくメイクができるのです。
さて、ここからが本題です。
マスカラを塗るとき、あなたはどのような塗り方をしていますか。
上まつげは、上に向けて塗る。
下まつげは、下に塗る。
メガネは、視力を矯正するだけでなく、目元を強調させる効果もあります。
メガネをかけると、ずいぶん雰囲気が変わります。
メガネは、おしゃれの一部です。
うぶ毛の処理と言えば、かみそりを使うのが一般的です。
うぶ毛は細く短く、顔の広範囲であるため、かみそりを使うと便利ですね。
かみそりでうぶ毛を処理した後、顔色が明るくなった経験はありませんか。
眉毛の生え方は、個人差があります。
個人差はあるものの、やはり眉頭の毛の生え方は、ぼんやりしている人が多いことでしょう。
ぼんやりした眉頭はシャープな印象に欠け、自分のイメージに合わないことがあります。
下まつげのマスカラは、簡単なようで難しい。
下まつげは、短くて細く、塗りにくい。
無理につけようとすると、まぶたに接触して、つい汚してしまいやすいのです。
「顔を小さく見せたい!」
そう思ったら「シェーディング」というテクニックを試してみましょう。
シェーディングとは、その名のとおり、顔に影を作るテクニックのことです。
メイクは、すべてパフやブラシを使うばかりではありません。
指先を使ってするメイクもあります。
たとえば、リキッドタイプのファンデーションやコンシーラーなどは、指先を使うのがおすすめです。
目を際立たせる方法の1つとして「インサイドライン」というメイクテクニックがあります。
インサイドラインとは、上まつげが生えている部分より、さらに内側に入れるアイラインのことを言います。
つまり、まつげと眼球の間の粘膜部分に入れるアイラインです。
「眉のメイクが決まりにくい。崩れやすい」という悩みがあります。
原因は、眉のメイクそのものより、化粧下地やファンデーションです。
先に塗っている化粧下地やファンデーションが邪魔になるため、眉を整えるとき、発色や持ちを悪くさせる原因になるのです。
青空に雲があれば、しばらくじっと見続けてみましょう。
10秒ほど見続けた後、別のところに視線を移すと、驚きます。
目に雲の像が、しばらく残り続けているのです。
ちょっと変わったアイシャドーのテクニックをご紹介します。
万人向けのメイクではありませんが、アイシャドーのグラデーションを残しつつ、くっきり見せるテクニックです。
まずファンデーションを、スポンジに含ませます。
チークを入れるとき、何か意識していることはありますか。
「え? 頬の辺りに、丸く入れるだけなんだけど」
なんとなく適当に、チークを円状に描いている女性も多いのではないでしょうか。
「チークが崩れやすいなあ」
皮脂の分泌が多い体質の人は、メイクが崩れやすくて悩みます。
ファンデーションなら、メイクが多少崩れても、対処ができます。
美しい女性には、きゅっと引き締まったフェイスラインがあります。
表情筋を鍛えることで、口角が垂れ下がるのを防いだり、フェイスラインを引き締めたりする効果があります。
あなたの日常には、表情筋を鍛える習慣がありますか。
「チークがどうしても濃くなってしまう。なぜかしら?」
そういう女性は、チークの付け方に問題があるのではないでしょうか。
ブラシにチークをつけた後、いきなり頬につけていませんか。
唇は、なぜ赤いのでしょうか。
赤い皮膚だからではありません。
血の色が透けて見えるからです。
唇をふっくらさせると言っても、いろいろな方法があります。
リップライナーで唇の輪郭を少しはみ出す方法が、一般的です。
しかし、リップライナーを使わない、少し変わった方法があります。
ある女性と一緒にお茶をしていたとき、話の流れから「持ち物チェック」の話題になりました。
テレビ番組の中には、抜き打ちで、出演者の持ち物をチェックするイベントがあります。
「あの芸能人は、どういう持ち物を持っているのだろうか」