リキッドタイプのファンデーションを塗る際、大きく分けて、2種類の塗り方があります。

「手を使う方法」と「スポンジを使う方法」です。

人によって、意見がわかれるところです。

好みで選んでいる人が多いことでしょう。

しかし、メイクをきちんとしたければ、断然、手をおすすめします。

スポンジには真似できないメリットがいくつもあり、メイクの仕上がりに差をつけることができるからです。

（理由1）

指先のしわによって、量の目安を確認しやすい

スポンジにファンデーションをつけようとしても、状況によって量にばらつきがあります。

その点、指を使えば、困ることはありません。

指には、関節ごとにしわがありますね。

このしわを、物差しの目盛りとして活用すれば、いつでも常に安定した量を手に取ることができるようになります。

量を調整しやすいのが、手のメリットです。

（理由2）

手のぬくもりによって、ファンデーションの伸びがよくできる

手を使えば、手のぬくもりによって、ファンデーションの伸びをよくできます。

ファンデーションは温められると、含まれている油分がなめらかになり、伸びがよくなると同時に、肌への密着もよくなるのです。

特に、寒い季節やどろどろしたタイプのファンデーションでは、大きな差が見られます。

（理由3）

手の触感によって、塗り具合を感覚で捉えやすい

スポンジの場合、つけた量の具合の確認は、目で見るしかありません。

一方、手を使えば、ファンデーションの厚みや密着具合など、手の感覚からダイレクトに確認できます。

視覚としてではなく、触覚として確認できるため、細かな調整がしやすいのです。

（理由4）

指の太さに応じて、細かく濡ぬれる

人差し指と小指では、太さが違います。

目や鼻の脇など細かいパーツは、太さが異なる指を使い分けることで、上手に塗りやすくなります。

（理由5）

手には劣化がない

スポンジは、使うほど、劣化します。

表面が粗くなったり、スポンジが堅くなったりすると、メイクを仕上げにくくなります。

買い換えも発生するため、経済的でもありません。

その点、手には劣化がありません。

常に安定した感触で、塗れます。

買い換える心配もないので、経済的なのです。

• リキッドタイプのファンデーションでは、スポンジより、手を使って塗る。