化粧品売り場で、なかなかイメージに合うファンデーションが見つからないことがあります。
「ほかの色を混ぜれば、ちょうどいい色になるのにな」
そう思ったとき、疑問に浮かぶのは、混ぜてもいいのか。
美容液は、混ぜてはいけない先入観があるため、ファンデーションも混ぜてはいけないような気がします。
効果が半減したり、肌を傷めたりするのではないかと不安になります。
しかし、意外なことですが「混ぜてもいい」が正解です。
ファンデーションは、美容液とは異なります。
美容液の場合、別の成分が少しでも混ざってしまうと、本来の機能を発揮できなくなるため、混ぜてはいけません。
しかし、ファンデーションは、あくまで見せ方をコントロールするものです。
大げさに言えば、絵の具なのです。
気に入った色がなければ、別のファンデーションと混ぜて、色を出すこともできます。
事実、プロのメーキャップ・アーティストでも、好みの色がなければ、ファンデーションを混ぜ合わせる話を耳にします。
もちろん混ぜる量を失敗すると、おかしな色になることもあります。
失敗のリスクもありますが、選択肢の1つとして覚えておいて損はありません。