メイクブラシは、使い方が悪いと、すぐダメになります。
当たり前だと思っている使い方が、いつの間にか、ブラシを痛めていることもあります。
よくありがちな、2つの大きな落とし穴があります。
自分の使い方に照らし合わせて、確認していきましょう。
コップ状の入れ物に、メイクブラシを立てて入れていませんか。
鉛筆立てのように立てておけば、出し入れがしやすいメリットがあります。
しかし、残念ながら、よくない使い方です。
毛を下にして立てると、時間が経つにつれ、重力で毛が曲がったりつぶれたりします。
一方、毛を上に向けて立てると、時間が経つにつれ、重力で毛が外側へ広がります。
その結果、本来のブラシの効果が失われやすくなるのです。
最もいい収納の仕方は、寝かせた状態です。
メイクブラシ専用のトレーに、ブラシを横に寝かせておけば、毛先を痛めることはありません。
チークブラシ、ハイライトブラシ、シェーディングブラシなど、すべて共通です。
毛先が長くて大きいブラシ類は、寝かせた状態で収納しましょう。
いくら横に寝かせるとはいえ、直射日光に当たる場所もよくありません。
メイクブラシは、熱や紫外線に弱く、毛先の状態が悪くなります。
弾力が失われたり、曲がったり堅くなってしまうのです。