「上手にメイクをしたい」
そう思ったら、やはりある程度の時間をかけるものです。
できるだけ短い時間で、手際よくメイクを仕上げたい気持ちもあるでしょう。
もちろん日常生活では、そういう状況もあります。
しかし、上級者の話です。
5分でメイクを終わらせる早さは素晴らしいですが、果たして本当にきれいなメイクになっているでしょうか。
5分のメイクでは、そういう結果しか得られません。
焦っていると、手先がぶれやすくなり、仕上がりが粗くなります。
プロのメイクアップアーティストは、1つのメイクに最低1時間はかけると言われます。
「最低で1時間」です。
「1時間も何をやっているの?」と思いますね。
しかし、プロから見れば「5分で何ができるの?」と思っています。
きちんとしようと思う度合いに応じて、メイクの時間も長くなります。
プロは、美しく仕上げようとする意識が高いので、たっぷり時間をかけて当然と思っています。
さすがに毎日1時間も割くのが大変でも、きちんとしたメイクには、やはりある程度の時間が必要です。
メイクに時間をかけた分だけ、結果に表れます。
2倍かけると、2倍の手間がかかった顔に仕上がります。
3倍かけると、3倍の手間がかかった顔に仕上がります。
むやみに時間をけちらないことが大切です。
上手にメイクをする気持ちがあれば、メイクの時間をたっぷり確保しましょう。