「メイクで顔を整えたい」
おっと、その前に、大切な前提があります。
メイク前に、今の状態を知ることです。
自分の顔を知ってこそ、正しくメイクができます。
「あなたは自分でどのような顔だと思いますか」
そう聞かれたとき、ある程度、自分の顔の特徴を言えるようになりましょう。
顔とはいえ、さまざまな特徴があります。
垂れ下がった目、吊り上がった目。
細い眉、太い眉。
ほくろ、しみ、しわなどの数や位置。
ひとえ、二重、奥二重。
鼻の高さ、鼻の形。
顔には、もともとさまざまな特徴があります。
「どのような顔であり、さらにその顔をどうしたいですか」です。
まずそれがわかっていないと、始まりません。
スタート地点とゴール地点の把握をしないと、方向が定まらないのです。
顔つきは、問題ではありません。
別に、どんな顔つきでもいいのです。
美しさや特徴は、メイクによって、後からいくらでも加えられるからです。
大切なことは、どういう顔であり、どういう顔に仕上げたいのか。
現実を知り、理想を把握するのです。
シャープな顔つきなら、もっとシャープな印象を強くしてもいいでしょう。
逆に、シャープな顔つきが苦手なら、メイクによっておっとりした印象を加え、中和すればいいでしょう。
どちらでもいいのです。
あなたが、どうしたいかです。
そのためにも、まず自分の顔の特徴をよく知っておく必要があります。
自分の顔の隅から隅まで、見渡してみましょう。