執筆者:水口貴博

飛行機のエコノミークラスを快適にする30の方法

4

搭乗手続きが早めに終わったときほど、油断をしてしまう危険がある。

搭乗手続きが早めに終わったときほど、油断をしてしまう危険がある。 | 飛行機のエコノミークラスを快適にする30の方法

以前、飛行機に乗るとき、どきっとしたことがあります。

いつもより早めに空港へ行き、搭乗手続きを済ませました。

ゲートをくぐって手荷物検査が終わり、後は乗るだけの状態です。

飛行機の出発時間まで、1時間ほどあり、まだ時間には余裕がありました。

「まだ時間はたっぷりある。ちょっとコーヒーでも飲もうかな」

近場のショップでコーヒーを飲みながら、持参していた本を読んでいたときのことです。

読書に夢中になっていて、いつの間にかかなり時間が過ぎていました。

気づくと、なんと飛行機出発の10分前。

「大変だ!」

慌てて、飛行機の搭乗ゲートへ行くと、乗務員が困った様子で待っていました。

あなたが「最後の1人です」と丁寧に言われたことが、逆に心苦しかったのを覚えています。

どきっとしました。

危うく高額の航空券が、ダメになるところでした。

せっかく早く手続きを終えていたのに、こんなことでは情けない。

ときどき飛行機で乗客の1人が搭乗に遅れて、飛行機の出発時間が遅れるというトラブルがあります。

自分がその「1人」になっていました。

「こういう状況で遅れるのだな」と思いながらも、飛行機内では、みんなからの刺さるような冷たい視線です。

そのおぞましい光景は、今でも忘れられません。

その後、反省をして立てた対策は「携帯電話のアラーム機能」です。

あらかじめ決められた時間にアラームがなれば、読書に集中していても気づきます。

実体験から言えるのですが、早めに到着をして余裕があるときほど「まだ時間がある」と思って油断してしまいがちです。

皆さんも気をつけください。

飛行機のエコノミークラスを快適にする方法(4)
  • 早めに搭乗手続きを終えたときこそ、気をつける。
「出発時間」と「搭乗開始時間」のよくある勘違い。

飛行機のエコノミークラスを快適にする30の方法

  1. エコノミークラスの過ごし方こそ、旅全体の快適さに直結する。
  2. 空港は、早めに到着をしても暇つぶしができる場所。
  3. 手荷物検査で疑われても、いらいらしないコツ。
  4. 搭乗手続きが早めに終わったときほど、油断をしてしまう危険がある。
  5. 「出発時間」と「搭乗開始時間」のよくある勘違い。
  6. 飛行機の空席移動は、ハッチが閉まった直後を狙え。
  7. 飛行機内で座席の交代をお願いするなら、離陸する前がおすすめ。
  8. 応用が利く飛行機内のブランケットを、最大限に活用しよう。
  9. 飛行機のトイレで待たされない、3つのタイミング。
  10. なぜ飛行機内は、乾燥しているのか。
  11. 飛行機内の乾燥を防ぐ3つの対策。
  12. 肌の乾燥と喉の痛みに使えるマスク。
  13. 飛行機酔いをしやすい人が心がけたい、3つの対策。
  14. 座席に座るときには、隣の人に軽く挨拶をしてから座る。
  15. 椅子に座り続けるときは、エコノミークラス症候群に注意。
  16. 赤ちゃんを乗せて飛行機に乗るときの5つのポイント。
  17. 飛行機内で頻繁に使うであろうものは、収納スペースに入れない。
  18. 飛行機内をキャバクラと勘違いしない。
  19. 飛行機の中は、神様になれる場所。
  20. 通路側に座っている人が、窓の外の絶景を見られる唯一のチャンス。
  21. 自分が抱えている悩みは、小さいと気づかせてくれる場所。
  22. 寒さを我慢した影響は、後から波のように押し寄せてくる。
  23. 飛行機内でのお酒は、地上より酔いやすい。
  24. ロストバゲージを防ぐ簡単な方法。
  25. 旅の思い出にしばらく浸りたいとはいえ、古いネームタグをつけたままにしない。
  26. 飛行機内の「無料サービス」という誘惑に、惑わされないこと。
  27. 機内で現地の新聞を読んでおけば、旅行気分がより盛り上がる。
  28. 飛行機内のコーヒーは、敵にも味方にもなる。
  29. スリッパは、重宝する必需品。
  30. 帰りの飛行機内は、お土産を買える最後の場所。

同じカテゴリーの作品

2:25

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION