ときどき飛行機を利用していると、乗務員に対する態度が悪い人を見かけます。
傾向として多いのは、中年の男性です。
飛行機内で「おい!」と大きな声で乗務員を呼びます。
ジェット音でうるさい機内でも聞こえるように、ひときわ大きな声で呼ぼうとするのです。
周りには寝ている人がいるというのにお構いなしです。
乗務員を呼ぶボタンが座席にあるのですから、それを使ってほしいものです。
食事の時間になると「早くしろ」とせかします。
きちんと1人ずつ食事を配っているのに、おなかがすいているせいか、無理に急がせようとするのです。
乗務員を「お姉ちゃん」と呼んでいる人を見かけたこともあります。
飛行機内は、キャバクラではありません。
こういう人は「お金を払っているからふんぞり返ってもいい。もっとサービスをしろ」と思っているのです。
たしかにお金を払っている側ではありますが、ふんぞり返って乱暴になっていいこととは違います。
こういう人が1人でもいると、機内全体の雰囲気が悪くなります。
飛行機内は、品性の違いが表れやすい場所です。
エコノミークラスでは多くの人が狭い場所に座ることになるので、よりマナーが必要になる場所です。
1人がいらいらしていると、周りにいる人にも、いらいらが伝わります。
お互いに迷惑をかけないように配慮することが必要です。
いま一度、自分の行動を振り返ってみましょう。
少し態度や言葉遣いが乱暴になっていませんか。