海外旅行にいけば、観光地を巡り、これまで見たこともないようなもの目にします。
特に世界遺産ともなれば、度肝を抜かれるような光景もあるでしょう。
しかし、飛行機を使って遠くへ渡る海外旅行では、もう1つ重要な光景を見ています。
それが、飛行機の窓から見える光景です。
よく考えてみましょう。
多くの人が見逃しがちな、光景です。
どんな高い山や建造物より、はるか高いところから見下ろせます。
初めて見たときは感動するのですが、何回も飛行機に乗っていると「以前にも見たことがある」と思い、だんだん見なくなります。
これはもったいない。
ぜひ、見てほしい。
見て、感じて、体感してほしい。
地上を歩く人は、まさに点。
道路を走る車は、おもちゃ。
建物は、おもちゃのブロックのようです。
大きな山も小さく見えます。
あらゆるものが、ミニチュア模型のように見えるから不思議です。
何か人生を哲学的にさせてくれる気になりませんか。
自分が神様になり、天から地上を見下ろしているかのようです。
これは飛行機に乗っているときでしかできない、不思議な体験です。
人生の中で、これほど高い位置から地上を見下ろせるのは、飛行機の中しかありません。
そう考えると「飛行機の中は神様になれる場所」と言ってもいいでしょう。
神様になった気分を味わえる、貴重な経験なのです。