執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

12

散歩に、運動神経はいらない。

散歩に、運動神経はいらない。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

健康のためにスポーツを始めようとするなら、どのようなスポーツを考えますか。

メジャーなスポーツなら、野球・テニス・サッカーなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

これらを始める前には、多少なりともお金がかかります。

野球ならバットやグローブが必要です。

テニスならラケットを準備し、サッカーならサッカーボールが必要です。

また、専用の敷地を使うとなると予約の手間があり、しかも使用料金まで取られることがあります。

健康のために心を新たに始めたいのは山々ですが、そういう金銭面や手間などの障壁があるのも事実です。

しかも、ある程度、運動神経が必要とされます。

テニスや野球も体とテクニックが必要とされるスポーツです。

もちろんそのテクニックが要求されるからこそ、刺激的で楽しいですが、万人向けかというと疑問です。

できる人はできますが、まったくの運動音痴には難しいことでしょう。

そうした点で考えれば、散歩はまったく障壁がありません。

散歩にいいところは、大変敷居が低いところです。

まず準備するものは、何もありません。

歩くときは普段着でいいです。

靴も軽く歩く程度なら普段履いている靴でOKです。

なにより運動神経が必要とされないというのが、最も大きな利点です。

どんなに運動音痴でも、散歩ならできるはずです。

お金もかからず、手間も不要であり、これほど取り組みやすいスポーツはありません。

すべての人ができるため、取り組みやすいのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(12)
  • 運動音痴こそ、散歩を始める。
植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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