喧嘩をしても、簡単に縁を切るわけにはいきません。
喧嘩の後は仲直り。
しかし、多くの人が、仲直りに抵抗感を持つでしょう。
喧嘩した後の仲直りが必要とわかっていても、一度言い争ったからには、なかなか厳しいもの。
そんなとき、試してみてほしいことがあります。
「仲直り」を「進化」と言い換えてみましょう。
「相手と仲直りする」ではなく「相手と進化する」とします。
ほら、これだけでまったく印象が違いますね。
言葉を換えるだけで、仲直りの印象が明るくなり、未来を感じるでしょう。
進化をすると思うと、抵抗感が半減して、勇気が倍増するでしょう。
何とか頑張って仲直りをしようと思えるのではないでしょうか。
仲直りとは、進化の一種です。
単に関係が戻るのではなく、トラブルを乗り越えたうえで関係が戻ることになります。
お互いに自分の非を認め合い、仲直りができたときには、以前より関係が深まっているでしょう。
一度も喧嘩をしたことがない関係より、喧嘩をしたことがある関係のほうが、本音を言い合ったことがある分だけ絆も深い。
「喧嘩をしても仲直りができた」という実績を積むこともできるため、今後の自信にもつながります。
いつまでも過去にこだわっては、未来に進めません。
つらい思いをするのは自分です。
心に闇を抱えることになり、息苦しい人生になるでしょう。
過去のわだかまりにこだわるのはやめ、未来に向けて進みましょう。
傷ついた言葉を言われても、もう気にしません。
小さなことなら、笑って済ませればいい。
ミスも失敗も、人間なら誰にでもあること。
理性や自制心を失うことも、時にはあります。
進化するために、仲直りをしようではありませんか。
仲直りができれば、2人の関係は進化できるのです。