参考書の一部でわからないところがあったとしても、ころころ参考書を買い換えるべきではありません。
もちろん入門書レベルの参考書なら、ステップアップをするために、よりレベルの高い参考書へと乗り換えるのは適切です。
また、わかりやすい解説がついていると思って買ったけど、実は勘違いだったので買い換える場合もあるでしょう。
良書を見抜くまでに、何度か失敗もあります。
そういう理由は妥当です。
しかし、試験範囲を網羅した参考書なら、買い換える理由はありません。
試験範囲が十分に網羅されていますから、隅から隅まできちんと勉強していれば、合格点は取れるはずです。
わかりやすい参考書を選んでいるはずですが、やはりわかりやすい参考書とはいえ、理解に苦しむ部分はいくつか出てきます。
もし、参考書の中で1つや2つわかりにくい部分があったとしても「この参考書はダメだ。買い換えよう」と思うのは早計です。
不明点は、何とか解決して乗り切るようにしましょう。
では、その不明点を解決する方法はどんなものがあるのでしょうか。
単純です。
知っている人に聞いたり、インターネットで調べたりすればいいだけの話です。
意味がきちんと理解できれば、参考書内のわかりにくい解説を、あなたの手書きでわかりやすい解説を補足するように加えればいい。
こうした手段を使って、参考書内の不明点をなくすようにしましょう。
合格は、限られた参考書を何度も徹底的に復習することで完璧に近づきます。
参考書を買い換えるのは、本当に最後の手段なのです。