参考書を使うとき、汚れないように使ったり、折り目がつかないようにしたりしている人がいます。
参考書が一番嫌がる状態は、新品のようにきれいに使ってもらうことです。
大切に使おうとする心がけは素晴らしいですが、そもそも参考書をきれいなままにする必要もありません。
きれいに使ってもらうためにあるのではなく、あなたの合格を支えるためにあります。
きれいに使うより、ぼろぼろになるまで使ってこそ、参考書は喜びます。
参考書が汚れることに抵抗を持たないでください。
参考書をしわ1つなくきれいに使っているうちは、まだ本当に生かしきれていないと思っていい。
本気で参考書を使い始めると、必ず手垢がついて汚れます。
折り目がついたり、しわが寄ったりします。
ついには、ページが破れてしまいます。
そのくらい使えば合格です。
それこそ本当に「活用している。役立っている」という状態です。
見た目はぼろぼろでも、参考書は喜んでいます。
そもそも汚れたとしても、文字が読めなくなるわけではありません。
折り目やしわになっても、文字は読めます。
破れてしまえば、セロハンテープで留めればいい。
本当に汚れすぎて文字が読めなくなったり、破れて本が原形をとどめていなかったりする場合は、新しく買い換えればいいのです。