参考書を選ぶときに、あまり分量が多いものを選ぶと失敗します。
分量が多い本は、同時に重くなるのもよくありません。
もちろん十分な学力があり、より難しい内容のものに挑戦したい人はいいでしょう。
しかし、よほどやる気がある人を除き、普通の人がいきなり分厚い参考書を買うと挫折する確率が高くなります。
「こんなにたくさんの勉強をしないといけないのか」
勉強を始める前から弱気になってしまいます。
往々にして分厚いものは分量が多いため、すべてを読み切ることが困難です。
しかも、分量が多いほどすべてを読み切れない消化不良が発生しやすくなり「やり残し」という悪い印象が残ります。
やはり最初は、すべてを確実にクリアできる「薄い参考書」から始めるといいでしょう。
分量は少なくても結構です。
手にした参考書が薄くて軽いと「これくらいならできそうだ」と思います。
そう思えただけでもプラスです。
気持ちの問題ですが、勉強への意気込みに大きな影響を及ぼします。
確実に理解でき、読み切れるものを選んで、成功体験に変えましょう。