私は以前、適当なさじ加減で、料理に挑戦したことがあります。
「適当に作れば、それなりの料理ができるのではないか」と、考えたからです。
料理というほどでもありませんが、カレーを作ろうと思い、適当なタイミングでルーや具を入れてみました。
その結果、大失敗でした。
甘く見ていた自分がいけませんでした。
ルーの量が不適当だったり、悪いタイミングで具を入れたりした結果、ひどい料理ができました。
とてもではありませんが、食べるに値しない料理でした。
適当で作れないのが料理の難しさです。
食材の量、入れるタイミング、また砂糖や塩など調味料など入れる量を少し変えるだけで、味は変わります。
たとえ、焼き飯のような残り物を適当に入れて作る食事でさえ、具や調味料を入れるタイミングで、微妙に味は変わります。
自分が何度も失敗をした経験があるだけに、おいしい料理が作れる女性は心から尊敬します。
食材の量、入れるタイミング、調味料の量など、絶妙に噛み合っている食事を作れる女性には「磨かれた感性」を感じます。
料理ができなくてポイントを下げることはあっても、料理ができてポイントが下がることはありません。
料理こそ、男女問わず、すべての人からの好印象につながります。
男性からは、家庭的な印象に変わります。
女性からは、知的で頼りがいのあるイメージになります。
また、料理の勉強を本格的にしようと思うと、必ず栄養面の勉強もすることになります。
健康のためにタンパク質、ビタミン、ミネラルなどを考慮して食材を選び始めると、料理はまさに芸術です。
だからこそ料理ができる女性は、すべての人から尊敬されるのです。