「まじで」
「っていうか」
「きもい」
ブランド物を持っている若者がなぜ軽く見えるのかというと、言葉遣いが悪いからです。
頭のてっぺんから足のつま先まで高級ブランドを身につけていても、口にする言葉が汚いと台無しです。
若者は「若者言葉を使うことがかっこいい」と思い、積極的に使おうとします。
はやりの言葉を使うことで「自分は流行の最先端にいる。時代の波に乗っている。かっこいい」と勘違いします。
その若者言葉が、品位を台無しにしています。
若者言葉を使った言葉で、品位を下げている現実に気づくことです。
あなたもそう思っていませんか。
言葉遣いで、その人の中身が見えてしまいます。
「自分のことを言葉遣いくらいで判断されたくない」
そう言いたいのでしょう。
たしかに言葉くらいでその人の中身まで判断されたくはありません。
しかし、あなたの言葉遣いで中身を判断してしまう世間があります。
そういう世間がありますから、言葉遣いは一番気をつけておきたいところです。
あなたの言葉遣いはいかがでしょうか。
話の中身も大切ですが、言葉遣いはそれ以上に大切です。
美しい女性には、美しい言葉遣いが特徴です。
理想を言えば、天皇家の言葉遣いです。
天皇家になぜ品があるように映るのかというと、品のある言葉を使っているからです。
日本国憲法では「天皇は国の象徴」とあります。
たしかに象徴するだけあり、言葉遣いはまさに日本国民の手本です。
天皇家を思い出しましょう。
ゆっくり丁寧に優しい言葉遣いに触れていると、身も心も美しく感じてきませんか。
落ち着いた話し方は、聞いている人まで癒されます。
しかも、天皇家の方々は高級ブランド物を身につけていません。
しかし、高級ブランドを身につけている人以上に品があり落ち着きを感じるのは、言葉遣いが美しいからです。
美しくなるために必要なのは、ブランドではありません。
美しい言葉遣いなのです。