あなたがおしゃれをするとき、まず何から取り組みますか。
最初に取り組むことと言えば、おしゃれな服を買うことではないでしょうか。
もちろんおしゃれな服を買うことも大切なポイントです。
人は、なぜおしゃれをしたくなるのでしょうか。
ただ寒さをしのぐためだけに服を着ているわけではありません。
「個性を強調するため」です。
あなたには、ファッションセンスのいい友人はいますか。
もし、ファッションセンスのいい友人がいれば、さまざまな刺激を受けることができることでしょう。
しかし、残念なことに、ファッションセンスのいい友人がいなければ、受ける刺激も限られます。
ファッションショーを思い出しましょう。
モデルたちがかっこいいのは、顔形や服装だけではありません。
顔形や服装がいい人は、ファッション誌だけでなく、一般にも数多く存在します。
私の母はいつも、化粧するとき、大きな3面鏡を使います。
身長と同じくらいの巨大な3面鏡です。
「なぜこんな大げさな鏡を使うのか。単なる1枚の鏡で十分ではないか」
服を、汚れるまで使い続けていませんか。
におい始めるまで着続けていませんか。
服を、汚れるまで使い続けるというのは、レッドカードです。
朝起きて、着替えようとするとき、シャツを取り出します。
取り出したシャツに、すでにしわが寄っていると、気持ちがへこみます。
「さあこれから出社して頑張るぞ」というところでしわのよった服を着ると、勢いが下がります。
基本的に、服は今の季節で終わりにさせることです。
同じ服を何年も使い続けるのは、節約面では素晴らしいですが、ファッションセンスは磨かれません。
毎年同じ服ばかりではマンネリになります。
ファッションセンスを磨くのは、勉強です。
学校でする勉強では、黒板の前で先生が進める授業を見聞きして学びます。
では、ファッションセンスの勉強はどこでするのかというと、街です。
洗濯をして乾燥機にかけた後の服を、きちんとたたんでいますか。
服を1つずつたたむのは時間も手間もかかり、面倒だと嫌がる人も多いことでしょう。
一度にたたむ服の数が多ければ、時間を取られます。
ファッションに興味がない人には、多くの人と接する機会が少ないです。
友人と一緒にパーティーに参加したり、飲み会に出席したりすることがほとんどありません。
人と接する機会が少ないので、服を気にすることがありません。
洋服屋で服を選ぶときに、自分がいいなと思うものを探します。
「おや、これはいい服だ!」
値札を見ると、やはり納得の価格です。
ファッションセンスを磨くための、いい場所があります。
洋服屋です。
「おいおい、洋服を買うのか」
普段の晴れの日は、服装も髪型もばっちりです。
晴れの日には、ファッションセンスに差が現れにくい。
差が出るのは、雨が降ったときです。
雨の日には、気分がどんよりします。
ズボンをはいていれば、足元が濡れます。
せっかくセットした髪型もぼさぼさになります。
ときどき、洋服を異様にたくさん持っている人を見かけます。
また、たくさん服を持っていることが、ファッションセンスだと思っている人もいます。
「ファッションに気を使っているのだ」
本当にファッションセンスがある人は、服をたくさん持ってはいません。
同じ服を何枚も持っています。
個性を追求すれば、色も形も傾向は安定します。
ファッションセンスには「デザイン面」と「機能面」の2つのセンスがあります。
ファッションセンスといえば「デザイン面を重視」と考えがちです。
見かけの華やかさを優先して考えてしまいますし、そういう人がほとんどです。
服を買う前に、必ずしなければいけない儀式があります。
試着です。
上着もシャツもズボンも、店から着られる許可が下りているものは、買う前に必ず試着しましょう。
服はもらっても着ません。
自分の好みに合うものは少ないです。
すでに他人が使った服はよれよれになっているものがほとんどです。
おしゃれをしようとして、どんな服を着ようかと考えます。
とりわけ、着ることに関しては、言われるまでもなく熱心に力を入れます。
着ることばかりに力を入れて、脱いだときにうっかりしてしまいます。
帽子やサングラスは、明るい日中にかぶるものだと思っていませんか。
強い日差しを避けるために使うだけのものではありません。
傘も雨の日だけ登場するものだと思っていませんか。
ファッションセンスをすぐ向上させる方法があります。
あなたが「服のセンスがいいな」とときめく友人に、自分のファッションのコーディネートをお願いしてみましょう。
センスがいいなと思う人だけあって、あなたの顔形や性格などを考慮して、ベストな服装を選んでくれるはずです。
自分に自信がない人は、ファッションで自信を付けようとして、着る服装に力を入れます。
往々にして、弱みを隠すためにしているファッションだったりします。
自信がないから、自信を付けるためのファッションになっています。
ファッションセンスを輝かせようと、高級ブランドに手を出す人がいます。
高級ブランドの素晴らしさは、文化があることです。
長い歴史の中で培われた技術は、一般企業をはるかに上回ります。
元気になれない服は、自分の好みからずれている服装です。
ただ、寒さ暑さをしのぐために服を着ることもあるでしょう。
しかし、せっかく着るなら、自分に合った服を着て元気になりましょう。
洋服は、においのない体が大好きです。
つまり、毎日お風呂に入って清潔な体にするということです。
どんなに素晴らしい服装をしていても、体臭が漂えば水の泡です。
衝動的に買った服には、よくある結末があります。
喜んで買っても、意外に着ることが少ないです。
物によっては、一度も着ることがない服さえあります。
見える部分ばかりに力を入れるのがファッションではありません。
隠れた部分までおしゃれがしたい意識が芽生えて、初めて本当のおしゃれと言えます。
たしかにファッションは、他人に見られることが前提です。
あなたは普段はくパンツといえば、何色が多いでしょうか。
青や黒など、ダーク系の色を選んでしまうことが多いのではないでしょうか。
ブルーのジーンズや黒のスラックスなどは定番ですね。