普段の晴れの日は、服装も髪型もばっちりです。
晴れの日には、ファッションセンスに差が現れにくい。
差が出るのは、雨が降ったときです。
雨が降ったときに傘をさします。
このとき、ださくなる人とかっこよくなる人で差ができます。
傘は頻繁に使うものではないからこそ、ファッションセンスに差が現れやすい部分です。
安いビニールの傘があります。
素材を安くし、一度に大量に生産されたため、値段が安いです。
「1本500円」です。
中には「1本100円」という破格の傘まであります。
一昔前では、傘が100円というのは考えられませんでした。
そういう安い傘が手に入りやすくなったので、節約とばかりに使っている人がいます。
家に帰れば、ビニールの傘ばかりが並んでいる人がいます。
もちろん使ってはいけないわけではありませんが、それではファッションセンスが低下します。
せっかくおしゃれな服を着ていても、ビニールの安い傘を差したときに、台無しです。
たった100円の安っぽくて壊れやすい傘の雰囲気が、全体のバランスを壊してしまいます。
大量生産された安っぽい傘を差していると、あなたのセンスまでどこにでもあるようなありふれたセンスだと思われます。
きちんとした髪型・服装・化粧などを整えているのに、大量生産されたビニールの傘で、急にイメージがダウンします。
価値が下がってしまいます。
おしゃれの人がビニールの安い傘を使ってもいいのは、急に降った雨のときだけです。
突然のにわか雨や夕立に襲われ、近くのコンビニに駆け込んでやむなく傘を買います。
ずぶ濡れになるよりは、ましです。
しかし、そういう緊急時をのぞいては、できるかぎりきちんとした傘をさすように心がけましょう。
むしろ、傘こそおしゃれをするところです。
そういうところでこそ、手を抜く人と力を入れる人とで差ができます。
自分のお気に入り傘を買ってみましょう。