私が社会人として仕事をしていたときのことです。
顔も礼儀も整った人に出会いましたが、何か違和感がありました。
「なぜだろうか」
相手をよく見たとき気づきました。
ネクタイが曲がっています。
ネクタイの結び目がだらしなくて、ネクタイが横に曲がっています。
その曲がり具合が、なんとなくその人の心まで曲がっているように見えてしまいます。
おそらく、出勤の途中でネクタイが曲がったのでしょう。
こういうことは実によくあります。
しかもネクタイは、自分からは見えにくい場所だから注意が必要です。
たったこれだけですが、人の印象を大きく左右します。
ネクタイが人の体のちょうど真ん中にあるため、小さいながらも、大変目立ちます。
ネクタイを結んだ直後は、しわもなく、ぴんと伸びています。
ネクタイこそ、男らしさのポイントです。
かっこいいと思える男性は、ネクタイの結び目をしっかりしています。
結び目がきゅっと引き締まっていると、しっかりした信念の男性に映ります。
ちょうど真ん中をまっすぐ垂れ下がっている状態です。
ネクタイが体を左右に分けるよう真ん中に垂れ下がっていると、素直で正直であり、物事の筋が通っている印象を与えます。
仕事をしていると、いつの間にかネクタイは左右に偏ってしまうので、ネクタイピンで留めるようにしましょう。
また、お手洗いで洗面台に立つたびに、ネクタイの状態をチェックすれば完璧です。
かっこいい男性は、ネクタイのチェックを欠かせないのです。