『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』で有名な大作を書いた、文豪ドストエフスキーは、シベリアに流刑された経験を持ちます。
また貧困生活、借金返済、持病のてんかんに苦しむなど、波乱の人生を送っています。
そういう人生を、文学にぶつけたことで、大作が出来上がりました。
コンプレックスの多い人生だったため、彼しか書けない文学世界を極められました。
自分の身に降りかかったつらいことも、生かしてしまえば、魅力になるということです。
あなたは、コンプレックスがあるから人生がうまくいかないと悩んでいるのではないでしょうか。
逆です。
コンプレックスがあるから、人生がうまくいくはずです。
美人は、美しいため、何もしなくても数多くの男性がよってきます。
しかし、往々にして、それらは美女の体が目的であり、本当に好きで近づいているわけではありません。
そのため、ひどい男性と結婚してしまい、結婚生活がふいになる場合があります。
一方、顔形に恵まれない女性がいます。
やはり、外見に恵まれないと、男性からのアプローチも少ないです。
しかし、逆に言えば、近寄ってくる男性は体が目的ではなく、本当のその人の内面的魅力に引かれたから近づいているはずです。
そういう男性と結婚するほうが、より幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。
人間誰しも、コンプレックスの1つや2つはあります。
恨んだところで、仕方ありません。
むしろ魅力に変えてしまいます。
あるから悪い人生になるのではなく、あるから素晴らしい人生になるはずです。
コンプレックスこそ、運の塊なのです。