「あなたはどんな人ですか」と聞かれると、たくさんの言葉が思い浮かびます。
「行動は、勢いを大切にする性格」
「小さいことを気にしすぎる」
「ストレスに弱い」
「勉強は一生懸命だから、成績は比較的いい」
「将来に不安があって、いつも落ち着かない」
説明するために、話をたくさんしてしまうのではないでしょうか。
細かく説明しようとすると、たくさんの言葉を使って説明したくなります。
しかし、言葉がたくさんあるほど、焦点がぼやけてしまい、よくわからなくなります。
「だから、何?」
そう思ってしまいますよね。
しかし「一言で言って」と言われると、一番大切な言葉しか言えなくなります。
「一度しかない人生を、真剣に生きています」
それが一番大切な言葉です。
その一言に、すべてが集約されています。
もし、その言葉だけでは足りないと言われれば、そのとき、続きを話せばいいのです。
まず大切なことから、ストレートに話し始めます。
もし、足りなければ、後から付け加えるだけでかまいません。
「結論→補足説明」という順番です。
「一度しかない人生を、真剣に生きる」とポイントを押さえてから「家族を養うため」「夢を叶えるため」と補足するのです。
聞き手がもっと聞きたければ「それから」「なぜ」と身を乗り出して、尋ねてくるはずです。
聞き手に易しい話し手になれるのです。
必ず、話がわかりやすくなります。