執筆者:水口貴博

上手にわかりやすく説明する30の方法

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大切なことから話し始める。足りなければ、後から付け加えればいい。

大切なことから話し始める。足りなければ、後から付け加えればいい。 | 上手にわかりやすく説明する30の方法

「あなたはどんな人ですか」と聞かれると、たくさんの言葉が思い浮かびます。

「行動は、勢いを大切にする性格」

「小さいことを気にしすぎる」

「ストレスに弱い」

「勉強は一生懸命だから、成績は比較的いい」

「将来に不安があって、いつも落ち着かない」

説明するために、話をたくさんしてしまうのではないでしょうか。

細かく説明しようとすると、たくさんの言葉を使って説明したくなります。

しかし、言葉がたくさんあるほど、焦点がぼやけてしまい、よくわからなくなります。

「だから、何?」

そう思ってしまいますよね。

しかし「一言で言って」と言われると、一番大切な言葉しか言えなくなります。

「一度しかない人生を、真剣に生きています」

それが一番大切な言葉です。

その一言に、すべてが集約されています。

もし、その言葉だけでは足りないと言われれば、そのとき、続きを話せばいいのです。

まず大切なことから、ストレートに話し始めます。

もし、足りなければ、後から付け加えるだけでかまいません。

「結論→補足説明」という順番です。

「一度しかない人生を、真剣に生きる」とポイントを押さえてから「家族を養うため」「夢を叶えるため」と補足するのです。

聞き手がもっと聞きたければ「それから」「なぜ」と身を乗り出して、尋ねてくるはずです。

聞き手に易しい話し手になれるのです。

必ず、話がわかりやすくなります。

上手にわかりやすく説明する方法(2)
  • 「結論→補足説明」という順番で、話し始める。
鉛筆より、ボールペンを使うほうがいい。

上手にわかりやすく説明する30の方法

  1. 言葉を短くするだけでいい。
  2. 大切なことから話し始める。
    足りなければ、後から付け加えればいい。
  3. 鉛筆より、ボールペンを使うほうがいい。
  4. 小さな声で発言しない。
    大きな声で発言する。
  5. 読書の際の線引きで、大切な部分を見抜く練習をする。
  6. 本とは、1パーセントのキーワードと、99パーセントの補足説明。
  7. 「箇条書き」を使えば、わかりやすい説明になる。
  8. 長い説明の前には、ポイントの数を宣言しよう。
  9. 「ですます口調」で言い切ると、わかりやすくなる。
  10. 日記は短いほうが、説明もうまくなる。
  11. 社会人になると日記を書く暇すらない。
    学生時代こそ、日記を書くチャンス。
  12. 結論から話をすると、説明がわかりやすくなる。
  13. じらさない。
    回りくどい話をしない。
  14. 否定した説明は、わかりにくい。
    肯定した説明が、わかりやすい。
  15. 「してはいけない」で説明すると、元気がなくなる。
    「しよう」で説明すると、元気が出てくる。
  16. 説明する側が、要点を強調する工夫を凝らす。
  17. 説明は、足りないくらいで、ちょうどいい。
  18. 「順番の流れ」より「気持ちの流れ」で、説明をする。
  19. 強調言葉を使いすぎるくらいなら、言わないほうがまだいい。
  20. 説明が上手な人は、抽象的な言葉は使わない。
    具体的な言葉を使って説明する。
  21. 接続助詞を使わず「。
    (句点)」を使えばいい。
  22. 固有名詞を、いきなり使わないこと。
  23. 「要は」という表現は、1つの説明で1回しか使えない表現。
  24. 先に結論を、黒板に書く。
  25. 著者の体験を交えて話をすると、忘れにくくなる。
  26. カタカナ言葉を使いすぎない。
  27. 「あり得ない表現」を使わない。
  28. 誰もが知っている言葉を使う。
    専門的な用語は使わない。
  29. 落ち着いた話し方は、自信の表れ。
  30. 大げさな表現を使って、相手の心を衝動的にさせない。

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