執筆者:水口貴博

宿命を生かす30の意味

13

宿命は、奪われることのない財産である。

宿命は、奪われることのない財産である。 | 宿命を生かす30の意味

宿命は、言い換えれば「お守り」と言えます。

「え? お守りって、あのお守りのこと」

はい、そうです。

安心を得るために持つ、あのお守りのことです。

なぜ、宿命がお守りとしての役目を持つことができるのかというと、盗むことができない絶対的な存在だからです。

生まれつき持っている宿命は、他人から奪われることはありません。

自分ですら、取り外したり、変えたりできません。

絶対的な存在なのです。

自分の父と母を、誰かと交換することはできません。

自分の父と母は、変わることができないのですから、安心します。

自分の性格も、誰かと交換したり、捨てたり、取り外したりできません。

一生涯、自分に内在し続けることですから、これほどの財産もないと言えます。

お金は、奪われる心配があるため、いつも心が休まりませんが、宿命は誰からも奪われることがないため安心があります。

ゆえに、お守りとしての効果があります。

「女として生まれてしまった」と思うのではなく「女として生まれてよかった」と安心すればいい。

宿命は、奪われることのない財産なのですから。

男である私は、女になることができません。

性別適合手術という手法も存在しますが、完全なる女性になりきることは不可能です。

どんなに大金を積んでも、時間をかけてもかなうことができませんが、女性は初めから手にしています。

素晴らしい財産です。

奪われることもありません。

これほどのお守りは、ほかにないのです。

宿命を生かす意味(13)
  • 宿命をお守りにする。
なぜ人として生まれたのかは、誰にもわからない。

宿命を生かす30の意味

  1. 宿命は変えられない。
  2. 宿命は、あなたの原点。
  3. 宿命を受け入れて、自分の持ち味にしよう。
  4. どうしても好きになれない宿命は、反面教師として受け入れる。
  5. 身の回りの現実から、大切な学びを見つける。
  6. そもそもの性格は、受け止め方しだいで変わる。
  7. 変えられないということは、安定しているということ。
  8. 宿命ほど、節約できることはない。
  9. 花の咲かないタネはないように、才能のない人間もいない。
  10. 自分の性格は、恵まれた才能の1つである。
  11. 「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。
  12. アンバランスこそ、自然の形。
  13. 宿命は、奪われることのない財産である。
  14. なぜ人として生まれたのかは、誰にもわからない。
  15. 宿命は、あなたの生き方を教える道しるべ。
  16. 傷のついている宿命ほど、輝いている。
  17. 傷のない宿命は、傷をつけるために行動しよう。
  18. 不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。
  19. 自分を褒めると、両親を褒めたことになる。
    両親を褒めるためには、自分を褒めよう。
  20. 「できないこと」は、世の中にはあり得ない。
  21. DNAの遺伝による宿命がある。
  22. 「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ濃く生きたか」が大切。
  23. 神様はあなたに「中途半端さ」という宿題を与えた。
  24. 愛を勉強するために、私たちは中途半端として生まれてきた。
  25. 本当の手本とは、親子関係がうまくいっている人のことをいう。
  26. 傾いている振り子ほど、パワーが生まれる。
  27. 電車の乗り間違いをしていませんか。
  28. 余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。
  29. 思いもよらない成り行きを、大切にしよう。
  30. 「なぜ死ぬのか」という質問はナンセンス。
    借りたものは返すのが当たり前。

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