生まれつきの不自由を持つことは「幸せに気づくセンサー」を持つことです。
もちろん五体満足の人にもセンサーはありますが、鈍感になっています。
当たり前にあることは、当然のことと思ってしまい、感謝を忘れ、日常で通りすぎてしまいます。
しかし、不自由さを持っていると「嬉しいな」と素直にそう思います。
足のない人は、足がないだけに、歩くことや走ることに喜びを感じます。
すでに足のあるあなたは「はあ、そうですか」と思っていることでしょう。
それです。
それが幸せのセンサーが鈍感になっているということです。
これは一例にすぎず、実はすでにたくさんの幸せに囲まれているということに気づくことが大切です。
「すでに自分は幸せになっているのだ」という事実に気づきましょう。
すべてが喜びであり、感謝であり、幸せなのです。
幸せは手に入れていなくても、すでに手に入れているということに気づくことが、幸せになるコツです。
戻ると言ってもいいでしょう。
すでにあるのですから、後は気づくだけでいい。
センサーが敏感になれば、今まで見えなく感じなかったことが、見えて感じ取れるようになります。
それが幸せになるということなのです。