執筆者:水口貴博

宿命を生かす30の意味

18

不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。

不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。 | 宿命を生かす30の意味

生まれつきの不自由を持つことは「幸せに気づくセンサー」を持つことです。

もちろん五体満足の人にもセンサーはありますが、鈍感になっています。

当たり前にあることは、当然のことと思ってしまい、感謝を忘れ、日常で通りすぎてしまいます。

しかし、不自由さを持っていると「嬉しいな」と素直にそう思います。

足のない人は、足がないだけに、歩くことや走ることに喜びを感じます。

すでに足のあるあなたは「はあ、そうですか」と思っていることでしょう。

それです。

それが幸せのセンサーが鈍感になっているということです。

これは一例にすぎず、実はすでにたくさんの幸せに囲まれているということに気づくことが大切です。

  • すでに手がある幸せ
  • 話ができる幸せ
  • 本を読める幸せ
  • 音楽を聴ける幸せ
  • 髪の毛がある幸せ
  • 生きているという幸せ

「すでに自分は幸せになっているのだ」という事実に気づきましょう。

すべてが喜びであり、感謝であり、幸せなのです。

幸せは手に入れていなくても、すでに手に入れているということに気づくことが、幸せになるコツです。

戻ると言ってもいいでしょう。

すでにあるのですから、後は気づくだけでいい。

センサーが敏感になれば、今まで見えなく感じなかったことが、見えて感じ取れるようになります。

それが幸せになるということなのです。

宿命を生かす意味(18)
  • すでに幸せを手にしていることに、気づく。
自分を褒めると、両親を褒めたことになる。
両親を褒めるためには、自分を褒めよう。

宿命を生かす30の意味

  1. 宿命は変えられない。
  2. 宿命は、あなたの原点。
  3. 宿命を受け入れて、自分の持ち味にしよう。
  4. どうしても好きになれない宿命は、反面教師として受け入れる。
  5. 身の回りの現実から、大切な学びを見つける。
  6. そもそもの性格は、受け止め方しだいで変わる。
  7. 変えられないということは、安定しているということ。
  8. 宿命ほど、節約できることはない。
  9. 花の咲かないタネはないように、才能のない人間もいない。
  10. 自分の性格は、恵まれた才能の1つである。
  11. 「変えよう」という発想から「ありのままを生かそう」という発想へ。
  12. アンバランスこそ、自然の形。
  13. 宿命は、奪われることのない財産である。
  14. なぜ人として生まれたのかは、誰にもわからない。
  15. 宿命は、あなたの生き方を教える道しるべ。
  16. 傷のついている宿命ほど、輝いている。
  17. 傷のない宿命は、傷をつけるために行動しよう。
  18. 不自由さを持っている人ほど、幸せに気づくセンサーが敏感になっている。
  19. 自分を褒めると、両親を褒めたことになる。
    両親を褒めるためには、自分を褒めよう。
  20. 「できないこと」は、世の中にはあり得ない。
  21. DNAの遺伝による宿命がある。
  22. 「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ濃く生きたか」が大切。
  23. 神様はあなたに「中途半端さ」という宿題を与えた。
  24. 愛を勉強するために、私たちは中途半端として生まれてきた。
  25. 本当の手本とは、親子関係がうまくいっている人のことをいう。
  26. 傾いている振り子ほど、パワーが生まれる。
  27. 電車の乗り間違いをしていませんか。
  28. 余裕がなくなったときには、ひとまず足を止めてみよう。
  29. 思いもよらない成り行きを、大切にしよう。
  30. 「なぜ死ぬのか」という質問はナンセンス。
    借りたものは返すのが当たり前。

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