誕生日のプレゼントは、誰でも一度は経験したことのある贈り物です。
相手の誕生を祝って、ふさわしいプレゼントを贈ります。
私は印象に残るプレゼントのコツを知っています。
よい機会にあなたに紹介しましょう。
「誕生日の前日に贈る」ということです。
誕生日プレゼントといえば、誕生日当日に贈りますね。
当たり前であり、当然であり、普通です。
しかし、逆に言ってしまえば、みんなが一斉にプレゼントを贈りますから印象が薄れます。
たくさんのプレゼントが殺到する日に、わざわざプレゼントを贈っても、印象は半減してしまいます。
誕生日当日は、たくさんのプレゼントに紛れて、あなたのプレゼントもその1つになります。
「one of them(たくさんの中の1つ)」になります。
たくさんあるゆえに、集中してもらえなくなります。
人気アイドルにバレンタインデーのチョコを受け取ってもらおうと、2月14日に届くように贈る人は、まだ二流です。
プレゼントのコツを知っている熱狂的なファンは、必ずバレンタインデー前日に贈ることを知っています。
バレンタインデー当日は、ファンからのプレゼントが殺到して、一つ一つ確かめる暇も余裕もありません。
しかし、前日なら、贈る人はいませんからアイドルに開けてもらえる確率が数段あがります。
当然ですが、印象も強く残ります。
ファンの中には、2日前や3日前に贈るというプレゼントの達人までいるようです。
誕生日当日に贈ることは、悪いことではありません。
しかし、それでは普通すぎるのです。
当たり前なのです。
誕生日当日は「もしかしたら何か贈ってもらえるかも」と心の準備を始めています。
相手に「あっ」と喜んでもらうためには、前日に贈ることです。
誰も贈っていませんから、一番あなたの印象が強く残ります。
不意を突かれたプレゼントほど、嬉しく印象が強くなります。
2番目や3番目もいいですが、やはり最初に届く誕生日プレゼントが、一番嬉しく感じます。
マラソンでも、1着の人が一番注目を集めます。
私は今、プレゼントといえば、いつも誕生日の前日に贈るようにしています。
理由は今、お話ししたとおりです。
相手からは「すごい! 覚えてくれていたんだ」と、いつも喜ばれます。
これは、誰にも言ってはいけませんよ。
真似をされて同じようにする人が増えてしまうと、意味がなくなってしまいますからね。