執筆者:水口貴博

心に残るプレゼントをする30の方法

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抽象的な感謝を言っていませんか。1つでいいから、具体的に感謝すること。

抽象的な感謝を言っていませんか。1つでいいから、具体的に感謝すること。 | 心に残るプレゼントをする30の方法

「いろいろお世話になりました」という抽象的な表現では「いろいろとは何だろう」と思います。

「いろいろ」という言葉は、大変使いやすい。

しかし、抽象的です。

いちいち細かく感謝を言うのが面倒なときに「いろいろ」という言葉で話を抽象的に濁します。

「いろいろ感謝しています」

「いろいろ助かりました」

「いろいろありがとう」

こうした口癖に、心当たりはありませんか。

「いろいろありがとう」と言われて、たしかに嬉しい気持ちにはなりますが、物足りない気持ちになりませんか。

「いろいろ」という言葉は曖昧で、何に対して感謝をしているのか、はっきり伝わってこないからです。

「いろいろ」という言葉が加わると、急に社交辞令のような印象になります。

手紙でお礼を言うときには、1つでかまいませんから具体的なお礼をすることです。

「いろいろありがとう」という言葉は、間違ってはいませんが、工夫の足りない感謝の言葉です。

「先日は、楽しい話を聞かせてくれてありがとう。旅行で財布を落とした笑い話が面白かった」という内容のほうが具体的です。

「財布を落とした話に喜んでくれているんだな。よかった。また楽しい話をしよう」と思うものです。

感謝といってもさまざまですから、何に対して感謝をしているのかという具体例を1つ挙げて言えばいいのです。

1つの具体例を加えて「ありがとう」と感謝すれば、より喜びが伝わります。

「先日の仕送り、どうもありがとう。お菓子が一番嬉しかった」

「連絡の電話、どうもありがとう。おかげで助かりました」

ささいな言葉でかまいません。

具体例を1つ挙げるということは、感謝が伝わりやすくなる工夫なのです。

心に残るプレゼントをする方法(14)
  • 具体例を挙げて、感謝を伝える。
値札の付いたままのプレゼントは、夢から覚めてしまう。

心に残るプレゼントをする30の方法

  1. プレゼントは、ものを贈るのではない。
    気持ちを贈るのだ。
  2. 贈る物の大きさは問題ではない。
    贈る気持ちの大きさである。
  3. 気持ちは、お金に勝る。
  4. プレゼントに、手紙を添えなければ、贈る意味はない。
  5. 誕生日の前日に、プレゼントを贈ろう。
  6. 発送予約を利用すれば、忘れることはない。
  7. プレゼントの基本は、直接手渡し。
    これだけで、十分に嬉しい。
  8. プレゼントが恥ずかしくない人はいない。
    恥ずかしいときこそ直接手渡そう。
  9. 歌を贈るというプレゼント。
  10. 残らない贈り物が、心に残る。
  11. 本を読まない人も、プレゼントされれば読むようになる。
  12. 花は、誰もが喜ぶすてきなプレゼント。
  13. プレゼントは、受け取る側にもマナーがある。
  14. 抽象的な感謝を言っていませんか。
    1つでいいから、具体的に感謝すること。
  15. 値札の付いたままのプレゼントは、夢から覚めてしまう。
  16. 物質的なプレゼントは、部屋を狭くさせる。
    精神的なプレゼントは、心を広くさせる。
  17. 気の進まないときには、プレゼントをしない。
  18. 突然渡すプレゼントには、驚きと感動がある。
  19. 値段の高くないものを贈るほうが、お返しがしやすくなる。
  20. プレゼントを渡すときには、2人きりになろう。
  21. 2人っきりになるために、早めに登校する。
  22. 自分で勝手に記念日を作る。
  23. たくさんの記念日は、カレンダーに書き込めばいい。
  24. 感動した体験話は、立派なプレゼントになる。
  25. 体験談は、人生を変えるプレゼントになる。
  26. プレゼントは、朝がベストタイム。
  27. 肩を揉んで、癒しをプレゼント。
  28. プレゼントをする人が、プレゼントをされる。
  29. 普段、恥ずかしくて言えない言葉は、プレゼントのタイミングで伝えよう。
  30. 最高のプレゼントとは、泣かせることができるプレゼント。

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