愛にあふれる人の共通点は「与える人」であることです。
愛に目覚めている人は、与えることが習慣になっています。
自分が受け取るより先に、まず与える側に回ります。
決して見返りを求めて与えているわけではなく、ただ純粋に「与えること」に喜びを感じているのです。
与えて相手が喜んでくれれば、実は自分が潤います。
もちろん相手も潤うでしょうが、喜んでくれる姿を見て、こちらも精神的に元気になります。
愛のある人は、与えることが習慣になっています。
見返りは求めません。
相手がただ喜んでいる姿を見ることが、楽しみになっているのです。
「でも、私に与えられることって何かわからない」
このように与えることを大げさに考える人がいますが、ささいなことでもいいのです。
ささいなことから与える練習をしてみましょう。
相手が笑顔になって喜んでくれている姿を思い浮かべれば、楽しくなり与え上手になれます。
おかしな話ですが、与える側のほうが、実は最終的には受け取る側より豊かになります。
受け取ることしか頭にない人は、受け取ったときにしか喜びを感じられません。
受け取るだけが、よいことという認識しかしていないのです。
しかし、与える側は、与えたときと受け取ったときの両方で喜びを感じます。
与えて喜んでくれるところを見て嬉しくなり、さらに自分が受け取ったときも嬉しく感じます。
つまり、与えたときと受け取ったときの2回、喜びを感じることになるのです。
受け取るだけの人の、2倍以上の開きです。
最終的には与える人のほうが、精神的にも物質的にも豊かになるのです。