「ピンチだ!」と騒ぐ人にならないことです。
「ピンチだ 大変だ! 絶望的だ!」とばたばた騒ぐ人がいます。
鼻息が荒く、目は血走っていて、暴れるような感じで右往左往です。
たしかにピンチのときは、余裕がなくていっぱいいっぱいです。
いても立ってもいられず、ばたばたするのも無理がないように思われます。
しかし、ばたばた騒いでいると、なかなか冷静になれません。
冷静になるどころか、ますます興奮が高まり、感情の不安定が助長されます。
冷静でいられないと、チャンスに変えられることも変えられなくなるのです。
「たかがピンチ」と考えることです。
自分ごとであっても、人ごとのように受け止めます。
危ない状況かもしれませんが、命までは取られることはないでしょう。
だから、あまり深刻にならず、あっさり考えたほうがいいのです。
「たかがピンチだよね。だから何?」と冷めたような感じでちょうどいい。
「よくあること」「普通のこと」と考えてみるのも悪くありません。
あっさり考えたほうが落ち着いていられます。
落ち着いていると、客観的な視点からピンチを俯瞰でき、冷静に対処できます。
あっさり考えるのも良いことです。
落ち着いていれば、ピンチを乗り越える方法がすんなり浮かびます。
チャンスに変える良いアイデアもぱっとひらめくのです。