小さなピンチもあれば、大きなピンチもあります。
小さなピンチはまだ取り組みやすくて解決も容易ですが、難しいのは大きなピンチのときです。
最悪のピンチや絶体絶命のピンチのときは「万事休す」と叫びたくなります。
「もうダメだ」「完全に終わりだ」と思わずにはいられません。
すべての道が閉ざされ、何もかも終わりと言えるようなピンチに直面することがあるかもしれません。
「ピンチをチャンスに変えるというけど、さすがに今回ばかりは無理だよね」と思えることがあるかもしれません。
しかし、絶望的なピンチだとしても、さじを投げないことです。
「もうダメだ」と思うと、そこで考えることを諦めてしまいます。
チャンスに変えられないピンチは、1つもありません。
ピンチとチャンスは表裏一体です。
オセロには裏と表があります。
裏だけのオセロや表だけのオセロは存在しないように、チャンスに変えられないピンチも存在しません。
チャンスに変えるのは不可能に思えたとしても、希望を捨てないことです。
必ず方法があります。
たとえ絶望的なピンチだとしてもです。
どれだけ厳しいピンチのときでも、前向きになることだけは忘れません。
「チャンスに変える方法は絶対ある」と信じることが大切です。
絶望的なピンチのときこそ、諦めない力が試されます。
「意地でもプラスに変える!」という気概が大切です。
全力であらゆる可能性を探り、かっこ悪くても悪あがきでもいいので、必死でもがくことです。
なんとかチャンスに変えられるよう、最後の最後まで全力を尽くしましょう。
なかなか良いアイデアが浮かばず、自分の知恵の限界を感じることもあるかもしれません。
そんなときは自分の頭だけに頼るのではなく、ぜひ人の知恵も頼ってください。
「3人寄れば文殊の知恵」ということわざがあるように、人に相談すると、新たな視点に気づかされることがあります。
3人に限らず、5人でも10人でもいいのです。
思いも寄らぬ素晴らしい知恵が得られる可能性があります。
「なるほど、その手があったか!」と。
諦めないで頑張り続ければ、必ず光が見えてきます。
チャンスに変えるためのアイデアが見つかるのです。