交際が続かない人は、自分らしさを忘れて、恋人に合わせようとします。
恋人に好きな趣味があれば、自分も好きになろうと頑張ります。
恋人が好きな音楽があれば、自分も聴いて、好きになろうとします。
恋人の好きなファッションがあれば、自分のファッションにも取り入れ、好きになろうとします。
自分の好みは横に置いて、まず恋人の好みを最優先。
趣味も音楽もファッションも、何から何まで恋人のライフスタイルに合わせようとします。
恋人から気に入られたい一心です。
「恋人の趣味を私も好きになれば、もっと仲良くなれて、心の距離も近づけるはず!」と思っているのです。
もちろんちょっとくらいならいいのです。
「恋人が趣味や好みはどんなものなのだろう。ちょっと自分も試してみよう」と思うのはよくあること。
自分のライフスタイルに恋人の趣味や好みを取り入れ、価値観が一致する状態にすれば、話も合いやすくなるでしょう。
新しい気づきや発見があったり新しい世界が広がったりして、自分にとってプラスとなることもあるはずです。
しかし、やりすぎには要注意です。
自分を押し殺してまで一致させるのはイエローカードです。
無理やり好きになって、頑張ってまで合わせるものではありません。
「自分らしさ」は、人生で最も大切なことの1つです。
自分らしさはアイデンティティーなので、消したり変えたりすることはできません。
自分らしさを捨ててまで無理に恋人の好みを取り入れると、最初は良くても、だんだん違和感を生じてきます。
恋人に合わせれば合わせるほど、自分らしさも見失うことになる。
無理やり恋人に合わせていることがストレスになってきて、だんだん苦しくなります。
いずれどこかで心が折れてしまい、交際も挫折することになるのです。
交際が続く人は、自分らしさを忘れません。
自分の趣味を捨ててまで楽しもうとはしません。
「そういう趣味があるんだね」「そういうのが好みなんだね」という程度です。
自分も一緒に楽しむことはあっても、自分らしさを忘れてまで取り組もうとはしません。
恋人の好きなことを尊重しつつも、自分は自分の好きなことを大切にします。
趣味も音楽もファッションも、どれだけ恋人が好きであっても、自分らしさを捨ててまで無理やり恋人に合わせることはしません。
自分の趣味を大切にしつつ、恋人の趣味も楽しみます。
自分らしさを保ちながら、恋人の趣味とも付き合おうとします。
きちんと自分らしさを保たれているので、交際も続いていくのです。