交際が始まると、恋人の行動が気になって質問することがあります。
1日の予定を聞いたり週末の過ごし方を聞いたりです。
もちろん恋人の行動を把握することがすべて悪いわけではありません。
恋人の外出が気になって質問をしたくなるときもあるでしょう。
「何の用事だろう?」「どこに行くのだろう?」と気になるのは自然なことです。
ちょっと予定を聞いたり週末の過ごし方を聞いたりするくらいなら、まだいいのです。
恋人の日頃の行動について知っておくことは、理解を深める意味においてもプラスに働きます。
浮気を心配する気持ちもあればなおさらです。
しかし、行動を細かく把握したがる状態となるのはよくありません。
逆効果となってしまい、悲しい結末を迎える可能性が高くなります。
交際が続かない人は、恋人の行動を細かく把握したがるのが特徴です。
「今どこにいるの?」
「どこに行っていたの?」
「誰と一緒なの?」
「何をしているの?」
「どうして?」
細かく聞き出され、不審な点があればうるさく説教します。
これでは警察の尋問と同じです。
いちいち恋人の行動を細かく把握しようとするのは、間接的な束縛です。
恋人は、自分が常に監視されているようで落ち着きません。
物理的に離れていても、鎖でつながれているような窮屈感を覚え、げんなりするでしょう。
恋人は「自分のことを信用されていない」と感じ、信頼関係を結べません。
交際を続けることがストレスになり、恋人は逃げ出したくなるのです。
交際が続く人は、恋人を信用して余計な詮索・束縛はしません。
遊びに出かけるときは「いってらっしゃい!」と送り出します。
友人と飲みに行くときは「楽しんできてね!」を声をかけます。
特別気になるときだけ質問して、しつこく詮索するようなことはありません。
もちろん厳しい行動制限を設けることもありません。
交際関係であってもお互いのプライベートを尊重します。
交際に余計な詮索や束縛がないので、快適な関係が続くのです。