まず信じるか、疑うか。
それが問題です。
もちろん交際では時に疑うことも必要です。
嘘、夜遊び、無断外泊など、怪しい行動があれば、疑いの目を向けるのは当然のこと。
しかし、まず疑いから始めてしまうのはよくありません。
疑いの目を向けられると、誰でも不快に感じてしまいます。
うまくいく交際もうまくいかなくなります。
交際が続かない人は、まず恋人を疑います。
「浮気をするのではないか」
「私のことを愛していないのではないか」
「ほかの異性に目を向けているのではないか」
出かけるときであっても「どこに行くの? 誰と行くの? 何をするの?」と問いただします。
休日の予定を尋ねて、変なことをしていないか確認します。
「何をするの? 誰とするの? その人はどんな関係?」と問いただします。
恋人が正直に答えても「本当かな?」と疑い、なかなか信じようとしません。
なかなか素直に恋人を信じようとせず、事情聴取のような質疑応答を繰り返します。
疑われて嬉しい人はいません。
ことあるたびに疑われると、恋人はいちいち詳しく説明するのがおっくうになり、だんだん疲れてきます。
疑うことは「あなたを信用していない」という暗黙のメッセージになります。
相手は信用されていないことがわかると、なかなか良好な信頼関係を築いていません。
だんだん気持ちが冷めてしまい、結果として交際が続かないことになるのです。
交際が続く人は、まず恋人を信じます。
「恋人は浮気をするはずがない」
「自分に集中してくれている」
「きちんと自分のことを愛してくれている」
出かけるときであっても、信じているので、いちいち細かく問いただすことはありません。
出かけるときも「楽しんできてね!」と送り出します。
休日の予定を尋ねても、細かく詮索することはしません。
むしろ見守ったり応援したりします。
相手は信用されていることが実感できると、幸せを感じます。
信じる気持ちが伝わると、相手もきちんと応えたくなり、恋人を傷つける行動はしません。
恋人を信じると、恋人からも信じてもらえます。
良い関係を続けるためには、信用は必要不可欠です。
良好な信頼関係を築いていけるので、交際が続くのです。