執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

12

喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。

喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。 | 才能を生かす30の方法

才能を生かす段階に入ると、磨いているときにはなかった「もう1つの恩恵」がやってくるようになります。

それが「人から喜んでもらえる」という恩恵です。

自分の才能が形となったことは何であろうと、人に感動を与え、喜びをもたらします。

野球が上手な人は、人々に興奮や勇気を与えることができます。

美しい絵が描ける人は、安らぎを与えることができます。

お笑いのセンスを持った人は、ユーモアで人々の心を温かくさせることができます。

料理が得意な人は、おいしい食事で人に喜んでもらえます。

スケートが上手にできる人は、美しい演技で人々を魅了させることができます。

優れた文才を持った人は小説を書き、感動できるストーリーで人々に訴えかけることができます。

このように得意とすることを発揮し活用していけば、多くの人に喜んでもらえ、喜びが次への原動力につながるのです。

私も物を書いていて何が一番嬉しいのかというと、人から喜んでもらえたときです。

自分を表現した作品が書けることも十分に幸せなことですが、さらに人の役に立ち、喜んでもらえたときが一番嬉しい瞬間です。

喜んでもらえればもらえるほど私も嬉しくなり、やりがいも出てくるので、もっと楽しくなります。

自分では大したことがないと思っても、人によっては求めていた情報や、当然と思われる話でも再認識する機会にもなります。

自分はただ好きなことを突き詰めているだけでも、ある程度のレベルまでいくと人の役に立てるほどになるのです。

才能を生かす方法(12)
  • 人の役に立ててもらい、喜んでもらう。
才能の発揮は、親への恩返しになる。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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