過去の偉人を振り返ってみれば、世界を変えた始まりは、いつもたった1人の人間から始まっていることがわかります。
世界には何十億もの人がいます。
多くの人に影響を与える存在は、人の塊であるグループや団体によるものだと思われがちですが、そうではありません。
たった1人の人間の才覚によって、世界全体に影響を及ぼしている結果になっているのです。
アインシュタインの特殊相対性理論。
エジソンの白熱電球。
レオナルドダビンチの「最後の晩餐」。
野口英世の黄熱病治療薬。
リンカーンによる奴隷解放宣言。
ファーブルによる「ファーブル昆虫記」。
ベートーベンの「第九」や「エリーゼのために」。
ノーベルによる「ダイナマイト」。
世界平和に大きく貢献した「マザー・テレサ」。
こうした世界的な作品や発明、貢献は、いつも1人の人間によるものです。
これが才能を発揮させ、生かした方々の共通点です。
才能というのは一人一人が単位となり、自分がかなめになっていることがわかります。
逆に言えば、学校や会社に頼った才能発揮は、過去を振り返ってもその例が少ないことがわかります。
「~の学校へ行けば、~ができるようになる」
「あの会社は上場企業だから大きく成長できる」
こんな会話をときどき耳にします。
自分を最大限に発揮した才能は常に個人が単位となっているため、学校や会社による能力アップには限界があることなのです。
誰かに頼ったりすがったりした才能発揮は見込めないということです。