執筆者:水口貴博

才能を生かす30の方法

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質で目立つ前に、量で目立とう。

質で目立つ前に、量で目立とう。 | 才能を生かす30の方法

一般の人が、一流の人に勝負をかけるときには、まず質で勝負しては負けてしまいます。

その道に通じた達人たちを質で上回るには、時間も努力も圧倒的に劣っています。

達人たちは質で目立っていますから、同じようにあなたが質で追い抜くためには、もう1つの視点から策を考える必要があります。

それが「量での勝負」です。

才能の質で達人に勝てなければ、量によって目立つことです。

「質が高い」と言われる前に「量が多い」という評価を受けることが、偉人たちが歩んできた道のりです。

エジソンがなぜ有名になったかというと、発明家だったからではありません。

実はエジソンの時代にも、ほかの発明家はたくさん存在していました。

では、なぜほかの発明家と違い、1人有名になったかというと、発明した数がほかの発明家と比べて圧倒的に多かったからです。

発明していく作品の数が圧倒的に多く、とてつもない数の特許も取得しています。

立て続けに発明作品が発表され、数が圧倒的に多ければ、人々は「彼の実力は本物だ」と思い、評価するようになります。

たくさんの小さな発明をこなしていたなかで、野球のホームランのように大きなヒット作が生まれたものが、白熱電球や蓄音機です。

初めから質を第一にやっていたのではなく、量を軸にしてこなすことで経験量が増え、結果として知識や技術が蓄積されます。

それがある瞬間に質へと転化していくのです。

ほかの人より一歩前に出るためにほとんどの人が質で勝負を仕掛け、敗北し、諦めてやめていきます。

初めから質から勝負していくのは、達人相手に負けに行くようなものなのです。

質は量をこなした先にやっと手に入れられるものであって、下からい上がっていくためには、なにより量が第一に必要なのです。

才能を生かす方法(7)
  • 圧倒的な量で目立つ。
人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。

才能を生かす30の方法

  1. 才能は、神様からのプレゼント。
  2. どんな才能であろうと、その結果向かうところは幸せと喜びである。
  3. どんな才能も、役立てて初めて本当の価値が出てくる。
  4. 完璧になる前に、見切り発車をしてもいい。
  5. お金を稼ぐことはできる。
    しかし、お金のためにやってはいけない。
  6. 役立たないと思うことでも、世界のどこかに必要としている人がいる。
  7. 質で目立つ前に、量で目立とう。
  8. 人の役に立てるためには「誰のために」を意識すること。
  9. 才能を、自分の大好きな人と結びつける。
  10. 人に口にするかしないかは、相手によって使い分ける。
  11. 「何でもできるが中途半端な人」より「~しかできないが完璧な人」が必要とされる。
  12. 喜んでもらえると、もっと楽しくなっていく。
  13. 才能の発揮は、親への恩返しになる。
  14. レベルが高くなると、より低くなることができる。
  15. 世界を変える始まりは、いつもたった1人から。
  16. 世界に共通する点は「知恵」である。
  17. 才能を売り込むのはいいが、必要もない人に押し付けてはいけない。
  18. まずは無料で提供する。
    どんなものかもわからないものにお金は払えない。
  19. 量の後には、質を意識しよう。
  20. かっこよくなるためには、恥ずかしい経験が必要。
  21. 世界が平和になるような才能の活用法を考える。
  22. マーケティングに、のめり込みすぎるな。
  23. 才能を突き詰めていけば、最終地点は幸せへと行き着く。
  24. 「教わる立場」から「教える立場」へ。
  25. 客観的な目を持って、才能を活用できる形へと加工する。
  26. 才能を活用すべきか。
    それともまだ磨くべきか。
  27. 才能が朽ち果てる前に、タネをばらまこう。
  28. 考えの合わない人たちと一緒にいると、夢の実現もままならない。
  29. 才能には「個人の美しさ」と「団体の強さ」がある。
    どちらにも美点がある。
  30. 才能を生かし、使命を全うする。

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