うっかり嘘をついて慌てることがあるでしょう。
わからないことを「わかる」と言ったり、できないことを「できる」と言ったり、経験がないことを「ある」と言ったりなどなど。
見栄やプライドがあったり、体裁や世間体を気にしたりして、うっかり口が滑って嘘をつくことがあるもの。
頭では「嘘はよくない」とわかっていながら、相反することをしてしまい、自分が恥ずかしくなることがあるでしょう。
「しまった!」と思ったときには、時すでに遅し。
聞いた相手は完全に信じ込んでいて、引くに引けなくなるときもあるはずです。
正直に事実を告白して謝れば済むことですが、そういう空気ではなく、正直に言い出せないこともあるはずです。
嘘をついたことが悔やまれるなら、ひとつだけ挽回方法があります。
後から努力して、嘘を真実に変えればいいのです。
わからないことを「わかる」と嘘をついたなら、必死で調べて知識を吸収します。
不慣れにもかかわらず「慣れている」と嘘をついたなら、何度も経験して慣れます。
「○○が得意」と嘘をついたなら、後からたくさん練習を重ねて、本当に得意技にします。
「ハワイに旅行したことがある」と嘘をついたなら、後からハワイに旅行して、自分の身をもって体験します。
「弊社では○○の技術もあり対応可能です」と嘘をついたなら、後から技術力を高め、対応できるようにします。
口にした時点で嘘であっても、後から努力して可能に変えてしまえば、嘘が本当に変わります。
嘘が真実に変われば、もう怖くありません。
後から確認されることがあっても胸を張っていられます。
できるようになってから披露すれば、嘘だとばれません。
必要な時間・お金・労力は「嘘をついた罪滅ぼし」と思えばいい。
もちろん頑張っても実現できないケースもありますが、一部の例外を除けば、努力次第で可能になるはずです。
嘘を現実に変えていくことで、ステップアップの機会となります。
スキルアップやキャリアアップとなれば、結果として自分の成長にもつながります。
人生では「後付けの努力」もありなのです。