世の中には「落ち込みにくくなる方法」が存在します。
ポジティブ思考になること、長期的な視点を持つこと、メンタルを鍛えておくこと、昼中心の生活にすることなどなど。
あらかじめ落ち込みやすいポイントを避けることも大切ですね。
真面目なあなたであれば、できるだけ落ち込まないよう工夫を心がけていることでしょう。
しかし、落ち込んでいけないわけではないのです。
人間ですから落ち込むときもあります。
「落ち込んではいけない!」と思うと、それだけストレスとなり、心の重荷となります。
メンタルの強い人でも、傷つく言葉を言われたり裏切られたりすると落ち込みます。
落ち込みを禁止すると、何かの拍子で落ち込んだとき、自分を責めたり自己嫌悪になったりするでしょう。
人間は心を持つ生き物です。
心を持つ生き物である以上、完全に落ち込むことを避けるのは難しいのです。
落ち込みにくくなることも大切ですが、もっと大切なことがあります。
それは「立ち直りを早くすること」です。
「落ち込んでも立ち直ればいいだけだよね」と考えてください。
そして少しでも立ち直りが早くなるように心がけてください。
目指すは「クリック・リカバリー」です。
落ち込んでも、さっと立ち直れば、悪影響を最小限に抑えられます。
落ち込みから立ち直るときのために、自分に合った手段を身につけておきましょう。
本を読んだり、音楽を聴いたりなど、おいしいものを食べたりです。
気分を上げるような方法であればあるほど、落ち込みからの立ち直りも早くなるでしょう。
迷ったときには、ジョギングやランニングを楽しめばいい。
走りながら落ち込む人はいません。
すぐ立ち直れる方法が身についているかどうかです。
1分でも1秒でも早く立ち直れることを目指したい。
立ち直る方法が身についていれば、落ち込むことが怖くなくなります。
「落ち込んでも立ち直ればいいだけだね」と思えば、新しいことにもどんどんチャレンジしていけます。
落ち込みを避ける方法も大切ですが、落ち込みから立ち直る方法はもっと大切なのです。