大きな願望は、常に意識していて、すぐ思い出せます。
必ず叶えたい夢は、四六時中考えているものです。
絶対実現したいことは、普段からよく考えていて意識しているでしょう。
大きな願望は人生に直結することであり、重要性や優先度も高いため、人に聞かれてもさっと答えられるはずです。
では、願望なら何でもすぐ思い出せるかというと、そうではありません。
着目したいのは「小さな願望」です。
小さな願望は重要性や優先度が低いため、見過ごされたり後回しにされたりしがちです。
しかし、実現したい気持ちが弱くても、願望があるのは事実です。
大きな願望だけでなく、小さな願望にも着目してください。
小さな願望は普段隠れています。
意識の陰に隠れているため、いつも見過ごされ、ないように感じます。
ふと思い出しても、次の瞬間には忘れています。
小さな願望は、なかなか実態を捉えにくいのです。
代表的なものとしては「前からやりたかったこと」が挙げられます。
別の言い方をすると「どうしてもやりたいわけではないが、機会があればやってみたい」という願望です。
前からやりたかったことは普段意識しません。
きっかけがあったときに思い出します。
何らかの出来事がトリガーとなり「そういえば前からやってみたいと思っていた」となります。
本当はあるのに、普段は顕在化していないため「ない」と感じやすいのです。
小さな願望に気づくには、日頃からアンテナを張っておくことが大切です。
小さな願望は、日常のふとしたタイミングで気づくのが特徴です。
バスタイムに気づくこともあれば、ニュースを読んでいるときに気づくこともあります。
友人との会話中に気づくこともあれば、レストランで食事を楽しんでいるときに気づくこともあります。
気づく瞬間があれば、さっとメモを取りましょう。
小さな願望に本当に忘れやすい。
もたもたしていると、すぐ頭から消えてしまうので、忘れないうちにメモをおすすめします。
自分の中に秘めた小さな願望に気づいたら、実現に向けて具体的なアクションを起こしましょう。
小さな願望も、幸せにつながるタネです。
大きな願望も素晴らしいですが、小さな願望も素晴らしいのです。