満員電車の中で女性が遭う被害と言えば、痴漢です。
痴漢に遭ったことはありますか。
痴漢に遭ったとき、どう対処していますか。
「恥ずかしくて言えない」
「トラブルを大きくさせたくない」
「自分さえ我慢すればいいこと」
沈黙と我慢を貫き、その場をやり過ごそうとする女性もいるかもしれません。
面倒なトラブルは、返り討ちにでも遭うのが怖いと思う人もいるでしょう。
痴漢をされても、訴える女性より、訴えない女性のほうが多いといわれています。
しかし、やはりそれでも痴漢はきちんと訴えたほうがいい。
泣き寝入りはよくありません。
まず痴漢は犯罪です。
罪を犯す人は、懲らしめなければいけません。
痴漢をする人の大半は、常習犯です。
1回で終わらず、2回3回とエスカレートしていくでしょう。
痴漢をする人は、あなた以外にも、ほかの女性を痴漢している可能性が高いと考えられます。
自分はかまわないと妥協しても、ほかの被害者を考えればかわいそうでしょう。
心に傷を負い、毎朝痴漢の恐怖に震えていることでしょう。
ほかの被害者のことも考えれば、あなたが声を上げることには大きな意味があります。
冤罪にはならないよう、十分注意したうえで訴えます。
強い女性は、きちんと意識表示をします。
悪循環を断ち切るだけでなく、ほかの女性たちを助けるチャンスでもあります。
勇気を出して訴えましょう。
「この人は痴漢です」
たった一言で、多くの女性が救われるのです。