仕事を続ければ必ず感じるのが、疲れです。
「丁寧ではない」
「余裕がなくなっている」
そんな自覚があるとき、どうしますか。
仕事を続けるか、それとも休憩するか。
それを判断する基準は、質が求められる仕事かどうかで決まります。
質が要求されない仕事なら、少し無理をして続けることもできるでしょう。
いわゆる、質より量が重要な仕事です。
仕事が少々雑になっても問題ないとわかっているなら、とにかく前進に専念するのが正解です。
しかし、量より質が重要な場面では、注意が必要です。
疲れた自覚があるなら、切りのいいところで、素直に休憩するのが得策です。
たとえば、自己PRや志望動機の作成です。
「丁寧ではない」と自覚がある状態で進めると、字が汚くなり、乱暴な印象が相手に伝わるでしょう。
「余裕がなくなっている」と自覚がある状態で進めると、文章にまとまりがなく、手抜きの印象が相手に伝わるでしょう。
いくら仕事が速く進んでも、質が下がっては、意味がないのです。
その仕事が、人生を左右する内容なら、なおさらです。
量より質を重視する場面では、むやみにスピードを追求しないことです。
質が下がっている自覚があるなら、すぐ仕事を中断して、適切な休憩を入れましょう。
質を必要とする仕事については、強引に進めるより、時間がかかってもいいので、質を重視するのが適切です。
自分が取り組もうとしている仕事で重視されているのは、量なのか、質なのか。
そこを判断基準にして、適切な行動を考えましょう。