行動力と言えば、何をイメージするでしょうか。
「仕事をエネルギッシュにこなす」
「言ったことは、必ず実行する」
行動力と言えば、行動そのものに注目する傾向があるようです。
もちろん行動も大切ですが、意外に軽視しがちなのが、仕事に取りかかるまでの早さです。
仕事に取りかかるまでの早さも、立派な行動力の1つです。
行動で最も難しいのは、行動に取りかかるまでの時間です。
「面倒だ」「また今度やろう」と思って、後回しにしがちです。
後からやろうと思っても、なかなか行動を始められず、ずるずる後伸ばしになる。
その後回しにしがちな仕事を、いかに早く取り組むかです。
「面倒だ」という気持ちを振り切り、その場でさっと行動できる力。
重い腰を、いかに早く上げることができるかです。
行動に取りかかるまでの早さを、1分1秒でも早くすることです。
目覚めてから起きるまでの早さも、行動力。
仕事に取りかかるまでの早さも、行動力。
行動は、取り組み始めると、後はとんとん拍子に進みます。
今すぐできることは、今すぐ始めましょう。
今日できることは、今日のうちに終わらせましょう。
少し早く始めると、終わるのも少し早くなります。
すると、次の行動も少し早く始めることができ、人生が前倒しになります。
1歩ずつでかまわないので、人生を前倒しするのです。
このわずかな差が積み重なると、長期的には、大きな差になります。