食べるのが遅いことに悩んでいる人がいます。
「食べるペースが遅いんです」
「早食いができないんです」
「外食のとき、いつも周りの人を待たせてしまうんです」
申し訳ないような口ぶりで、食べるのが遅いことに悩んでいるようです。
「もっと早く食べるようにならなければいけない」と思っている人もいます。
一般的に遅いことには、ネガティブなイメージがあります。
仕事が遅い人には悪い印象があるように、食事が遅い人にも悪い印象を持つ人が少なくありません。
食べるのが遅いと、引け目を感じる場面もあるでしょう。
みんなで外食をするとき、自分だけ食べるのが遅いと、申し訳ない気持ちになることがあります。
食べるのが遅いせいで、周りをいらいらさせてしまうこともあるかもしれません。
「もう少し早く食べることができればいいのにな」と願うこともあるのではないでしょうか。
しかし、食べるのが遅くてもいいのです。
むしろ食べるのが遅いほうがいいのです。
食べるのが遅いのは、幸せなことだからです。
食べるのが遅いことにはメリットがあります。
「食べるのが遅い」ということは「常にゆっくり食べることができる」ということです。
ゆっくり食べることで一口一口に集中できます。
唾液の分泌が促され、おいしさを十分感じられます。
じっくり味わうことができるため、満足感も幸福感も高まります。
早食いをする人より、ゆっくり食べる人のほうが、よりおいしく味わえるでしょう。
これはこれで幸せなことです。
ゆっくり食べるしかできないことは、食べすぎる心配がありません。
ゆっくり食べるしかできないということは、必然的に噛む回数が増えます。
満腹中枢の刺激が促され、食べすぎを抑止でき、健康面でプラスに働きます。
少ない食事で満足できるので経済的にも優しい。
ゆっくり食べる人は、お金がどんどん貯まっていくでしょう。
一般的に遅いことはマイナスに働きますが、食べることに関しては例外です。
食べることに関しては、食べるのが遅いのはプラスに働きます。
みんなで外食をするとき、周りを待たせることになったとしても、罪悪感を持つ必要はありません。
仕方のないことです。
何も悪いことをしているわけではないので、堂々としていればいいことです。
食べるのが遅いことに引け目を感じる必要はありません。
もちろんコンプレックスを感じる必要もなし。
むしろ誇りを持ってください。
先天的に優れた能力であり「これでいい」と自分を認めてください。
「味を感じやすくなる」「食べすぎを防ぐ」「お金が貯まりやすくなる」といったメリットがたくさんあります。
ラッキーな自分を称賛して、素晴らしい自分の可能性に期待しましょう。
食べるのが遅いことは、幸せなことなのです。