嫌いな食べ物が含まれているだけで、料理全体を否定する人がいます。
たとえば「カレーは好きでもグリーンピースは嫌い」という人がいるとします。
そんな人にとって厄介なのが、グリーンピースカレーです。
カレーは好きで食べることはできても、グリーンピースは嫌いで食べることができません。
カレーにグリーンピースが含まれているため「このカレーはまずい」と悪く言う人がいます。
これは違うのです。
苦手なのはグリーンピースだけです。
グリーンピース以外は、普通においしく食べられます。
嫌いなものが一部あるだけで、料理全体を否定するのはよくありません。
料理全体を否定すると、グリーンピースだけでなくカレーまで嫌いになってしまいます。
嫌悪感が波及して、苦手対象が広がってしまいます。
食の可能性を広げるどころか狭めてしまいます。
カレーにグリーンピースが含まれているからといって「このカレーはまずい」と否定しないことです。
あくまでに苦手なのはグリーンピースだけですから、それを除けば、普通においしく食べられます。
グリーンピースが食べられないなら、お皿の端に寄せておけばいいだけです。
マナーとしては問題ありません。
食べ残すものを最小限に抑えられます。
「ちょっと見苦しいかな」と心配することもありません。
食べ残してしまうことになりますが、生理的に受け付けないものは仕方ありません。
食べられるものはきちんと食べて、食べられないものだけ残せばいいことです。
自分なりに最大限の努力をしていることになります。
食べられないものを取り除けば、普通にカレーをおいしくいただけます。
「グリーンピースがあるから食べられない」と考えるのではありません。
「グリーンピースがなければ食べられる」と考えましょう。
心の言葉を「肯定形」で終わらせることが大切です。
嫌いな食べ物が含まれているからといって、料理全体を否定しないことが大切です。