人間は、不思議な生き物で体を動かさないときにはネガティブなことを考え始めるようになります。
またその一方で、体を動かしているときにはポジティブなことを考え始めるようになります。
動かないと、行動もまったくの0(ゼロ)ですから、何も始まらないし何もわからないままです。
恋愛でうまくいかない人は、決まって行動をしない人です。
告白もしない、気持ちも伝えない、話しかけもしない。
これではうまくいくはずがありません。
何もしなければ、何も始まらないため、恋愛も始まらないのです。
片思いの人に共通しているのは、いつも陰でこそこそしているということです。
具体的に動いていないので、何も進展がありません。
「私じゃ無理」「もう誰かと付き合っているに違いない」と考えがネガティブな方向に偏り、途中でさじを投げてしまうのです。
しかし、恋愛が上手な人は、逆にちょっとした行動をこつこつ続けています。
テレビ番組のことを話しかけたり、相談してみたりと、コミュニケーションの量を増やしていくことで、相手との距離を近づけます。
心の距離を近づけるためにそうしているわけではなく、結果としてそうなっているのです。
行動しているため、知らず知らずの間に相手との距離が縮まり、仲良くなるにつれてポジティブな方向へと考えるようになるのです。
動けば動くほど、相手の気持ちがわかってきて、お互いの気持ちに整理がつくようになるのです。
接触回数が多いというのは、恋愛だけでなく人間関係すべてにおいて重要です。
わからないままにしておくのではなく、ささいなことでも相手と接触してお互いのことを知り、前向きに話が進むのです。